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アダルトチルドレン

”私”がバージョンアップする人間関係

アダルトチルドレン   2024/03/02 (土)  11:22 AM

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。

それぞれがそれぞれのステップを踏んでいかれていらっしゃるな~って事を感じます。

 

アダルトチルドレンの回復は、本来の”私”の姿に戻っていく事だと常々感じています。それぞれの美しい姿に戻っていかれるのです。

 

その中で「誰と繋がって誰と繋がらないか?」って部分は、非常に大切な要素だと思います。

 

ご自分にとって楽な人間関係の場合、それは心地よくストレスフリーな感じがあったりします。その関係性の中で、一体感と調和の中「楽しいな~♫」っていう世界を生きられるようになるのです。

 

だけれども繋がっている人間関係の中で、ご自分とそぐわない人間関係の場合「理解されない怒り」やストレスが目に見えないけれど蓄積してく展開となってしまいます。

 

また怒りや執着によって、相手の状態を無意識に真似をしてしまう事によって、ご自分の本来の姿が歪められてしまうと言う事が起こってくるのです。「ギョ!」

 

昔、人間関係の中で「どうして分からないのか?」「なぜ伝えても同じ事をされてしまうのか?」と怒りでグルグルしていた時代がありました。怒りと罪悪感のシーソーゲームという感じで、心がアップダウンしてしまっていた。

 

また怒りの問題を抱えていますと睡眠にも影響が出て、日中のパフォーマンスが落ちてしまうという事がありました。

 

師匠にも「怒っていると、認知機能が下がってしまうよ」と言われて「ギョ!」とした事がありました。今振り返ってみますと、自分と相手の立ち位置が全然違っていたように思います。

 

能力差もあり「自分が当然」って思っている事は、相手にとっては「理解できない・・・」という状況があったのだと思います。

 

「理解されない」というのは、日常生活の場面で色々な弊害を及ぼすのだなと、自分の経験からも感じていました。

 

「自由に生きたい」と思う時、ご自分の中の「ザワ!」とした感覚を大切にしながら、不快感を感じる人間関係の中で「どうご自分が境界線を引いたら楽になるか?」って事を主軸に考えていくと、ご自分の大切な領域に不快な相手を踏み込ませないという事が可能となります。そして心地よい人達と繋がっていく〜♫

 

そうしていくと、次第に「あれあんなに頑張っても出来なかった事がスイスイできるぞ!」って感じで、自然とご自分がバージョンアップしていく事ができるのです。不快な人間関係の中にいると、自分の自由になる力を削がれてしまうのです。

 

人間関係の断捨離をしていく事で、”私”が心地よい人と繋がり、自由な世界が構築されていくのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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