神奈川・横浜｜カウンセリングルーム・グロース

庭の方では冬眠中だったダリアの芽が出ていました。「いつになったら芽が出てくるのかな？」って「じ～」って観察をしていましたが、ようやく芽が出ました。百合の芽も出ていて、これから球根系統の花たちの成長が楽しみであります。

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの、本来の姿に戻っていかれるステップは非常に興味深く感じます。非常にパワフルにしなやかな感じになって行かれますね。

回復と共に「ご自分のスタンダード」というものが育って行かれるように感じます。

「私はこう思いま～す！」って感じの、”私”を主軸としたご自分のスタンダードが育って行かれるのですね。そんな姿を拝見した時「いいですね～♪」って感じます。

世の中には色々なスタンダードがあったりするなって思います。

ある方は周りと比較して、そのスタンダードを意識して生きていた時「あ～自分って足りない」って思っていた時代がありました。

「自分は足りないから、もっともっとこういうふうな人間にならないといけない」って焦って、足りないものを補うために必死に頑張るという事をしていたように思います。

だけれども結局は人と比較し「自分の足りないところしか見えない」と思った事がありました。その方は「それは心地良いと感じているものか？」って思った時、「う～ん、違うかもしれない」って思ったのでした。

周りのスタンダードに合わせて頑張れば頑張るほど「何だか違うぞ！」って思ったのでした。

そんな時、「あ～自分の嫌な事はやらない」、「自分が嫌な環境には立ち入らない」、「自分の苦しいことはしない」って感じで、自分のスタンダードを認めて歩いて行った時、「あ～楽チンだ～」って思ったのでした。そして自分のスタンダードと、楽な立ち位置が見えて来たのでした。

「こうあらねばならぬ」という感覚で生きていた時、修行僧のような感覚で「う！修行が足りない！」って感じだったのでした。

だけれども色々な物を捨てて行った時、その方は自分の楽なものだけが残り、そして楽に生きることができるようになったのでした。

「自由に生きる」という時、その求めているものというのは非常にシンプルで自分はそんなに人生に多くを求めていないという事も見えたのでした。

そうした時に初めて、自分の人生のベクトルが見えて来たのでした。

非常に興味深いですね。