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アダルトチルドレン

無意識の姿に戻っていく

アダルトチルドレン   2023/11/16 (木)  11:32 AM

今日はとってもいい天気の横浜であります。庭の方ではそら豆がだいぶ大きくなって来ました。10㎝ぐらいになって来たので支柱を立ててあげました。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。回復と共にその方らしく美しく輝いて来られます。

 

何となくアダルトチルドレンからの回復は「本来の”私”の姿に戻っていく」という部分があるのかも知れないなと、常日頃感じますね。

 

色々なトラウマによる問題から解放されて行くと、本来の”私”に戻って行くのですよね。本来の無意識的な姿は、その方らしい素敵なセンスや能力の高さや美意識をお持ちでいらっしゃるのですよね。

 

頑張って肩の力が入るっていうよりも、自然と「本来の姿」に戻っていくにつれて、その方が求める「何か」をつかんでいく展開になっていくように感じます。

 

アダルトチルドレンを背景とする問題として、機能不全家家族の問題がありますね。

 

多くは親と子の立場が逆転している事で、葛藤を抱える親をなだめるカウンセラー的な役割や、その機能不全家族で適応するための子供が生き抜く術を身につけざる得ない状況の中で大人に成長していく経過があります。

 

親と子供の役割が逆転してしまっているので、親の人生の問題や不幸を子供が責任を取らされたり、ケアをしなければならない状況となってしまうのです。

 

そうした時、親からの理不尽な怒りや恨みを子供が受けてしまう結果となったりします。また親の不幸の責任を子供が取らされ、その結果として罪の意識を抱えてしまうという事があるかも知れません。本来は立場が逆転しているのですよね。

 

だけれども機能不全家族の中での未熟な親は、当然のごとく「子供に自分を幸せにして欲しい」というスタンスの場合もあります。

 

そのような状況の場合、子供自身が自分の人生を自由に生きる事を阻害されてしまうのですよね。

 

子供は親を幸せにする立場を取らされる。そして子供自身が自分の幸せを望む時、逆に自分の人生の責任を取れない親からの怒りを食らうという事が起こってくるのです。

 

そんな本来必要ではない罪の意識や問題を手放していく。親からの支配から解放されていく。するとご自分の可能性を広げていく事が出来るようになるのですよね。

 

それは無意識が求めている自由なのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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