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愛着障害

本来の”私”を慈しむ心

愛着障害   2026/04/29 (水)  3:38 PM

庭の方では着々と野菜たちが成長しています。グリーンピースやニンニクがそろそろ収穫時であります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつトラウマから解放されて、ご自分らしいステップを歩んでいらっしゃるなと感じております。

 

当相談室では幼少期のトラウマの問題を背景とする、様々な問題についてご相談をお承りさせて頂いております。その一つに愛着障害を背景とする生きづらさなどについてです。

 

子供の頃の親との関係の中で、十分に安心安全の感覚を感じられずに大人に成長する時、様々な間関係における不安傾向や回避傾向を抱えてしまい、人との一体感をえられない状況が引き起こされてしまうのです。

 

初回面接ではご来室された方々の、家系図や幼少期からの生育歴についてお話をお伺いさせて頂きます。その中で「愛着障害がどのようか形で起こってしまっているか?」、お話をお伺いさせて頂きます。

 

この問題は色々な要因で引き起こされてしまうと実感しています。その一つとして考えられるのが、親と子の知的な能力差の側面があると感じます。

 

親よりも子供の方が知的に優れている場合、子供の生きる世界を親が理解できない事がよくあります。そのため、「子供の求めているニーズに対し親が適切に対応できない」という問題が引き起こされてしまいます。その結果、子供側として親から適切に受け止めてもらっていないため、幼少期から孤独を抱え生きる事が強いられる事から、情緒的なネグレクト状態が起こっているという事も考えられます。

 

またその能力差があるという事から、親から理不尽な形で嫉妬をぶつけられる結果、言葉の暴力や他の兄弟との比較や差別などを受けてしまうという事が起こることもあります。

 

結果、子供はそのままの自分に対し、そのままのご自分でいる事が自由なのだけれども、その自由な本来の姿を否定し続けながら大人になった結果、優秀で知的に能力が優れているけれど自信を持つことができない状況が引き起こされてしまうという事が起こってしまうのです。

 

潜在的な能力が高い方なのだけれど、ご自分を卑下して不安傾向が高くなってしまうという事が引き起こされてしまうのです。

 

カウンセリングの中では、「ご自分にとって親はどのような存在であったか?」 また「その影響によってご自分はどんな影響を受けていたか?」

 

それらの謎を解いていくうちに、次第に「あ~自分は自分で良いのだな~」っていう、心からご自分へのリスペクトを実感する事ができるようになります。そして人を恐れなくなってくるのです。

 

「私は私で良い」という自己肯定感が育ち、本来の”私”の姿を慈しむ事が出来るようになるのです。その姿は非常に美しいのです。

 

●カウンセリングをご希望の方は、こちらからご予約頂けます。

 

●カウンセリングの具体的内容について(はじめての方へ)を掲載致しました。

ご興味のある方はご参照下さいませ。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

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