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アダルトチルドレン

本来の”私”は自由

アダルトチルドレン   2025/09/21 (日)  2:07 PM

少しずつ庭の彼岸花の蕾が大きくなっています。そろそろ開花の時期です。

 

日々、さまざまな方々の回復される姿を拝見しています。回復と共に本来の私の生き方を取り戻すべく、色々な素敵な動きをされていらっしゃると感じますね。その姿は非常に美しいなって事を感じます。

 

当相談室ではアダルトチルドレンを背景とする、生きづらさの問題についてのご相談をお承りさせて頂いております。その回復のステップは非常に興味深いなってことを感じます。それは物事の本質が見えてくるからかも知れません。

 

抱えている問題に対して「自分がいけないから」、「自分が能力がないから」、「自分が何か欠けているから」などという風に捉えられてしまう事があるかも知れません。そしてそのことによって自信を失ってしまったり、また何か欠けているものを補うべく、がむしゃらに何かを加えようとしたりという事があるかも知れません。

 

だけれども問題の本質を見てみると問題は別のところにあって、それらによって問題が作られてしまっているという事があります。

 

師匠は「人の心は空」という事をおっしゃていました。回復のステップを拝見するにつれて、「納得だな~」って事を思うのです。

 

世代間連鎖の中で、上の世代から色々な問題を請け負わされてしまっていることによって、問題や症状、生きづらさなどの問題が作られてしまっている事があります。

 

親自身が上の世代からの関係によって、親自身が生きる上での劣等感や惨めさ、そして親自身が自分の能力に対するコンプレックスなどを抱えてしまっている事があります。親自身が生きる上での問題を抱え、時に人間関係をうまくいかなくて孤独になってしまったり、仕事がうまくいかない等のフラストレーションを抱えてしまっている。

 

それらを親自身が自分に向き合って、それを改善すべく乗り越えていく事ができるのならば、問題は起こらないのかも知れません。だけれども、それらを抑圧して子供の立場にコンプレックスから派生する嫉妬による怒りをぶつけたり、コンプレックスから子供を否定をし続けるという事が起こってしまう事があるかも知れません。

 

そうした時、子供の立場の存在は親の恨み、フラストレーション、嫉妬を心の中に溜め込んでしまう。そしてそれらが時に自己卑下になってしまったり、怒りの問題や症状を抱えてしまうという展開になってしまうのです。

 

とどのつまり、自分の問題ではなく、親の生きづらさを背負いこみ、その問題の本質をすり替えられてしまった事によって、子供の立場の存在が生きづらさを抱えてしまう結果となってしまうのです。

 

本来はそのままで十分な存在で、そのままで自由に生きていける力がある存在なのです。だけれども、親の生きづらさからくる苦しみを背負いこまされる事で、問題が作られてしまうのです。

 

そんな上の世代からの苦しみを手放し、そして繋がっている人達の苦しみを手放していく。そうした時、本来の”私”の姿で自由に生きられる事ができるようになるのです。

 

その姿は色々な可能性を秘めた存在なのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

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