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アダルトチルドレン

本来の”私”はどんな自分?

アダルトチルドレン   2023/04/20 (木)  9:54 AM

今日は横浜はとってもいい天気であります。横浜の色々な場所ではガーデニングのショーが開催されています。

 

山下公園、赤レンガ倉庫など色々な場所でガーデニングショーがあり、これからの季節楽しみな感じです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれの回復のステップは非常に興味深く、「○○さんの本来の姿ってこんなお姿なのだな~!」って驚かされる感じがあります。

 

問題を抱えている時、ご自分に対する見方はどこかネガティブな感じでいらっしゃいます。それらの要素は大方、幼少期の機能不全家族でサバイブした影響によって作られた、偽りのご自分の姿だったりするかも知れません。

 

回復と共に、セラピストである私は「お~!」って驚く感じのしなやかでパワフルなお姿に成長されていくのですよね。本来の姿は非常に美しいのですよね。

 

アダルトチルドレンの問題は、幼少期のトラウマの問題を背負ってしまっている場合があるかと思います。それらのトラウマの問題複雑性PTSD)の問題によって、様々な性格傾向(対人関係の問題、自尊心の問題、感情の不安定さ)などの問題を抱えてしまっている状況が考えられます。

 

当相談室では、師匠の大嶋先生がご提唱しているFAP療法を用いてトラウマ治療を進めさせて頂いております。FAP療法は非常に優秀な療法だなと、日々回復される方々の姿を拝見していて感じます。

 

アダルトチルドレンを背景とするトラウマの問題というのは、ある意味親に対する執着心によって問題が作られてしまっている場合があるように思います。

 

「愛・憎」というアンビバレントな感情が混在してしまっている事で、様々なトラウマに関連する感情を手放していくことが難しくなってしまう。また問題を認めたくないという否認、幼少期の記憶を忘却してしまっているという問題もあるかも知れません。

 

FAP療法はそんなトラウマ治療の難点の部分を楽にクリアして行きながら、問題の本質についてアプローチしていくことが出来るのだなと感じております。

 

そんな本来の無意識的な姿に戻っていかれるステップは非常に興味深く感じるのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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