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アダルトチルドレン

本来の”私”の姿に戻って行く旅

アダルトチルドレン   2023/07/27 (木)  11:43 AM

庭の方では夏野菜がどんどんと成長しています。最初は10㎝ぐらいのトマトは現在2mぐらいまで大きく成長しています。「私の身長よりも高くなって~!」って感じで驚きながら水やりをしています。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。着々とご自分にとっていらない「何か」を手放し、そして身軽に広い世界を生きていらっしゃるなと感じます。

 

その成長に「ほう~♬」って感じに思います。

 

アダルトチルドレンの回復は、本来の”私”の姿に戻って行くステップでもあるなと感じております。それぞれがそれぞれのご自分のなりたい姿に戻っていかれるように思います。

 

機能不全家族の中でサバイブする時、その本来の姿はかなり歪められてしまう事が起こってきます。親からの虐待の問題などによって、子供の本質は歪められてしまうように思います。

 

スケープゴートという役割があります。「生贄」の役割でありますが、親の抱える様々な問題によって、このスケープゴートの「役割」の子供が引き受ける事で、問題を持っている親は、その自分の問題を棚上げし「良い親」として存在できるように思います。

 

そして問題児であるスケープゴートがいる事で、家族は外から見ると一見、普通の家族としていられるように思います。

 

問題や症状を抱えている背景には、虐待によるトラウマの問題が潜んでいて、そのスケープゴートの子供だった人が自由になるという事は「家族の闇に光を照らす」という事と同義なのかもしれません。

 

回復のステップと共に「問題の本質が何だったのか?」「ご自分がなぜこのように本来に姿を歪められて生きる事になったのか?」という「問い」の答えが明確になってきます。

 

そしてこれまでの不要な「役割」からくる生き方や問題を少しずつ手放し、その方の本来のご自分の姿で生きるというステップが見えてきます。

 

「”私”が生きたいように生きていく姿」は、非常にパワフルで輝いているのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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