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アダルトチルドレン

本来の”私”の姿で生きる自由

アダルトチルドレン   2026/01/31 (土)  12:44 PM

今日は横浜はいい天気であります。天気が良いとビルの窓からは夕焼けが見える時があります。オレンジ色の夕焼けを見ると、得した気分になります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。ご自分を振り返り、少しずつ力を取り戻して頑張っていらっしゃいます。

 

トラウマからの回復というのは非常に興味深いなってことを感じます。それは本質とは違った姿で生きさせられていたという事が見えてくるからです。

 

昔、「2・6・2」のセオリーについて聞いた事がありました。蟻の集団では働き蟻、普通の蟻、怠け者の蟻の3種類いて、この「2・6・2」の割合でカテゴライズされているというのです。非常に興味深いですね。

 

機能不全家族の人間関係の力動を眺める時、同じように2・6・2のこの力関係もあるという事を感じます。本来の姿ではない「偽りの姿」として「下の2」に陥れられて、それが自分の姿という風になってしまっている。

 

機能不全家族の力関係を見る時、虐待を受ける事でこの「下の2」がロックされてしまっているように感じます。それは「上の2」の人達(虐待する人達)が自分のストレスやコンプレックスを見ないようにする為、それらを虐待(しつけ)という形で子供を「下の2」に陥れることで「上の2」の人がバランスが取れているというものです。

 

「上の2」の人達は、それぞれ問題を抱えて、生きづらさを抱えているけれど「下の2」を作る事で自分たちのストレスや怒りを押し付けているという事が考えられます。

 

この中での問題点として、それらがトラウマ化してしまっているという事があるかも知れません。トラウマ化してしまっている場合、それらの記憶と感情が整理されない場合、その「上の2」の人のストレスが植え付けられてしまっている状況となるため、そのストレスを請け負わされている事で「下の2」のポジションに定住させられるという事が起こっているように思います。

 

その結果、自分の人生を生きようと肯定的に思おうとしても、それらの「上の2」の人のストレスを請け負わされている結果、常に自分を貶める行動や破壊的な行動がやめられないというジレンマが起こっているように思います。

 

そして本来の姿が歪められてしまい、自分の人生を肯定的に見る事ができなくなってしまうのです。

 

本来は周りの上の2の人が自分の人生を責任を持って生きる事ができない事、その人達の人生の苦しみを人のせいにして「下の2」に押し付けているだけの問題。そのカラクリがあるように思います。

 

そんな「上の2」の人の苦しみを背負わされていた。そしてそれはもしかしたら自分の中に光る何かがあり、その可能性を嫉妬されていたかも知れないと見えてくると、「あ~なるほど~」という感じで図と地が反転するようになります。

 

一見するとキラキラ輝いている様に見えている上の2の人の苦しみ。

それを手放していくことで、本来の”私”の姿が見えてくるようになるのです。

 

●カウンセリングをご希望の方は、こちらからご予約頂けます。

 

●カウンセリングの具体的内容について(はじめての方へ)を掲載致しました。

ご興味のある方はご参照下さいませ。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

 

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