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アダルトチルドレン

本来の”私”の姿で生きる自由

アダルトチルドレン   2023/05/18 (木)  1:46 PM

先日、胡瓜の苗を購入しました。ついつい野菜の苗を発見すると「おっ!」って感じになります。今年はカボチャも種から作ってみようと思います。そら豆を整理して、次は夏野菜づくしだなって感じです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。その回復のステップは非常に興味深くに感じます。

 

師匠が家族の中の「役割」を演じると言う事を仰っておられました。非常に興味深いな~って事を思うのでした。

 

アダルトチルドレンにも様々な「役割」があって、スケープゴート(生贄)、イネイブラー(支え手)、ヒーローっていうのがありますね。

 

回復をされて行かれますと、この「役割」から降りて行くという事が起こってくるように感じます。「役割」というよりも、他の誰でもない自分自身が求めている本来の姿に戻って行くという感じがあるなと感じます。

 

ご自分の中にある無意識さんが求めている姿に戻って行かれる感じがありますね。

 

そんな無意識さんが求めている姿というのは、その方がその方らしく自由に力を発揮しながら広い世界を生きるという感じかと思います。

 

原家族への執着心を抱えていますと、ついついその「役割」に絡め取られてしまうという事があるように思います。親と子で能力差がある場合、子供側が訴えても全く違う親側の都合のいい世界が見えていたりする。

 

そうすると「理解されない」という怒りや執着心に絡め取られ、そして逆にご自分にとって忌み嫌う親とのつながりが深くなってしまう。そうすると「あのようになりたくない」と強く思うけれど、どうしても親の影響を受けてしまうという事が起こってくるように思います。

 

その中で一つ感じるのは、トラウマの過去を整理し、そこに関連してくる様々な怒りや執着心を手放して行くというステップが非常に大事になって来るかもしれません。

 

過去の出来事を一つ一つ認めて行く事で、ご自分にとって本当に必要なモノ、そしてご自分にとって必要じゃないモノが的確に判別して行く事ができるようになるのですよね。

 

要らないものは捨てて行く。そしてご自分にとって必要なモノを見分けて行く。

「役割」から外れて、本来の私の姿で生きる。

 

そんな自由な展開が見えてくるように思うのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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