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アダルトチルドレン

本来の”私”の姿で生きる自由な世界

アダルトチルドレン   2023/04/01 (土)  4:17 PM

家にはニンニクを育てています。だいぶ元気にたくましく成長して来ました。ニンニクは非常に育てやすく、あの小さい片鱗を土に植え付けるだけで芽が出て手間いらずな感じです。健康にもとってもいい感じであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。「なるほど~」って興味深く感じております。

 

トラウマの過去に執着させられる事で、本来の姿を歪められてしまうという事があるのかもしれないと、回復されて行かれる方々の姿を拝見して実感します。

 

トラウマの問題が整理されていない場合、過去の出来事にどうしても執着してしまう事が起こって来ます。過去の出来事への執着、恨みや怒りを抱え心が引っ張られてしまう。

 

機能不全家族の中で子供時代を過ごす時、理不尽な形で虐待やネグレクトを受け続ける中、その環境をサバイブして来られる状況となります。色々な場面で理不尽な形で、上の世代から怒りを背負わされてしまう事があるように感じます。

 

本当は親自身が抱えている生きづらさや問題なのだけれど、親自身がそれを認めない形で問題をすり替え、子供にその親自身の生きづらさや、親自身が抱えている不甲斐なさを虐待という形でぶつけてくるという事があるかも知れません。

 

本来、子供は、色々な可能性を秘めている存在だけれども、問題を抱えている親の苦しみを背負わされる事で自由に生きる事を阻害されてしまう。その結果、本来の姿を歪められてしまうという事が実は本質的な部分かもしれないと感じます。

 

そしてその怒りや執着心がある事によって、ご自分の人生を自由に生きる上で相当足枷となってしまう事が起こってくるかも知れません。またそれによってご自分にとって苦しい相手との繋がりが続いてしまい、本来ある姿が歪められてしまうように感じます。問題を抱える親の影響を受け続けてしまうという事が起こってくるのです。

 

回復と共に、過去の出来事について客観的な視点で捉えられ、それを事実として受け止め執着を手放し、「今を生きる」という事が出来るようになるのですね。

 

皆様方の回復力の素晴らしさを感じます。「人はどんな事があっても、それを越えて自由に生きていける存在なのだな」って事を感じます。

 

穏やかな広い世界を前にした時「これからどんな人生を生きていこうかな~♪」って感じにワクワクドキドキの世界を生きていかれるようになるのですね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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