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アダルトチルドレン

本来の”私”の姿

アダルトチルドレン   2024/05/24 (金)  11:42 AM

近頃はお花屋さんに行きますと、夏野菜の苗が一杯売っています。見てしまうとついつい買ってしまいたくなります。先日はピーマンの苗を購入しました。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれが回復と共に本来の”私”の姿に戻っていかれるなという風に感じます。その回復のステップは非常に興味深いなって事を感じます。

 

その姿はご来室当初とはちょっと違う感じがあるかもしれません。ご来室当初はアダルトチルドレン的な問題やHSP的な問題を抱えながら、様々な環境に身を置いていらっしゃる事があります。

 

そしてそのような「不安が高い姿が自分」という風に捉えていらっしゃる様に思います。だけれども違うのですよね~。本来の”私”の姿とは違っているのですよね。

 

幼少期からのトラウマの問題を抱えていますと、対親との関係におけるトラウマの問題を抱えている場合がほとんどであります。そこには色々な自由に生きる事を拘束される要因があったりします。

 

その要因の一つとしては、安心感のある愛着関係を構築する事が難しいというのもあるかも知れません。親の見えている世界と、子供が見えている世界とは違う世界がある。

 

だから子供の方が「なぜだろう?」って思いながら「理解して欲しい」と願っていても、親の見えている世界は違う世界となりますので、「理解されない」という事を幼少期から繰り返してしまうという事がトラウマとして起こっている様に思います。

 

そうなった場合、不安傾向を抱えながら大人として生きるという事が引き起こされてしまう事があります。本来能力が高いけれど、不安傾向が強いために色々な場面で自由に生きる事が難しくなってしまう。

 

実際は親よりも優秀であるが故に理解されないという事が起こっているのだけれども、不安が強いために自分を信じるという事が難しくなってしまうという事が起こるのですよね。

 

幼少期からのトラウマからの回復と共に、段々と「私は私だ~!」って感じ「自分軸」が育って来られますね。そしてその”私”を軸として世界を改めて眺めた時、これまで見えなかった事が見えて、分からなかった事が分かって来られる様になります。

 

そして「私はこうしたい~!」っていう、”私”を軸とした一歩を踏み出せる様になりますね。そして自由に”私”らしい未来を創っていかれる様になります。

 

本来の”私”は非常にパワフルなのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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