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毒親

本来の”私”の世界は自由

毒親   2025/02/09 (日)  9:37 AM

今日も横浜はいい天気ですね。

 

庭の方には玉ねぎも植わっています。

「玉ねぎコーナー」があり、30個ぐらい植えました。まだまだネギのような感じでありますが、これから大きくなって行くのが楽しみです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。着々と力をつけて来られ、そうして広がって行く世界がどんどんとシフトチェンジして行く感じがあります。

本当に良く頑張っていらっしゃいます。

 

回復と共にその方の本質の部分を大切にしながら生きていかれるように感じます。

その姿は非常に個性あふれ、そして美しいと感じます。

 

色々な要因で、その本来のご自分の姿で生きられないという事が起こっています。それらを発見するために、当相談室では家系図と生育歴のお話をお伺いさせて頂いております。

 

その一つに親との関係があるかと感じます。いわゆる「毒親」というカテゴリーの人達の元で育てられる事によって本質がブラされ、時に抑圧され歪められてしまうという事があります。

 

「それはどうしてだろう?」って思った時、非常に納得な答えがあるように感じます。

 

それは親自身が自分自身のキャパシティーの限界を認められず、その親自身の自尊心をあげるため、そのために子供をコントールしたり、語弊がありますが時に利用するという事が起こっているという事が考えられます。

 

セラピストの私から見ますと親・子の力関係を感じる時、親よりも子供の方が可能性があり、力があるという事があるように思います。

 

そんな時、親の狭い世界観や価値観で子供の広い価値観や力を拘束し、そしてその狭い親の価値観に押し込めようとするから、おかしな事が起こってしまうように思うのです。

 

子供の持っている価値観はそれだけでOKで十分なのだけれども、それはとっても素敵な大切なモノなのだけれども、それを親が自分のコンプレックスを補い自尊心をあげるために、親の狭い枠組みに閉じ込めてしまう。

 

そうすると本来の力や素敵な「何か」は封印されてしまい、力を奪われてしまうのです。

 

本質が歪められて自由に生きることが出来なくなり、偽りの姿で生きさせられるという事が起こってくるのです。

 

そんな親の呪縛から解放されていきますと、自然とご自分が心から求めている「何か」のために力を使って自由に生きられるようになるのですよね。

 

本来の姿は非常にキラキラとしているのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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