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アダルトチルドレン

本来の”私”に見合った世界

アダルトチルドレン   2024/01/25 (木)  1:03 PM

今日はとっても天気のいい横浜であります。先日、サイネリアの花を購入しました。この冬の時期に旺盛に花を咲かせるのですよね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。非常に興味深いな~っていう風に感じます。

 

アダルトチルドレンの問題は、概ね「生きづらさ」という部分かなと感じます。それは色々な場面で引き起こされてしまう場合があるように感じます。人間関係なども、その一つの要因かも知れません。

 

その「生きづらさ」の要因として「周りとの能力差」によって生きづらくなってしまう場合があるんだと、師匠が仰っていて「なるほどな~!」って事を感じました。非常に納得する部分があるなと感じます。

 

ご自分にとって当たり前っていう事が、周りがなかなか理解しずらい。そうした場合、理解されないストレスは積み重なってしまうと、本来ある力を発揮しにくくなってしまう事があるように感じます。

 

実際に、ご来室される方々は、ご自分の生きる世界が段々と回復と共にシフトチェンジして行く事がよくあります。

 

ご来室当初は、どこかご自分の能力を過小評価していたり、実際の能力よりもかなり低く見積もってしまっている事があります。お話をお伺いすると「え~!」って驚かされるほど、本来の能力よりも低く捉えてしまっている。そしてその環境に身をおいてしまっている。

 

そこが「生きづらさ」としての要因となる事があるのだなって思うです。

 

ご自分が選ぶ人間関係や環境が低くなってしまう事で、その環境の中でアウェィな感じになってしまうのですよね。周りは一体感と調和をもってやっているけれど、どこか自分だけ疎外感を感じ孤独を感じてしまう。

 

そこで「自分は能力が低いから、自分がダメだからこうなってしまっている・・・」と捉えてしまうと、非常に問題がややこしくなってしまうのですよね。

 

ご自分が周りと比較して能力が高いから、周りの人が見えている世界とは違う世界を見えてしまっているから孤独を感じてしまっているという方が正しいように感じます。

 

そうやって改めて世界を眺めてみると「人は違っていていいんだ~!」って感じで、ご自分と周りに対して責めなくなってくるのですよね。

 

「自分は自分、人は人!」って感じで、そのままを認め楽な感覚になっていかれるのですよね。

 

そうした時「もっと楽しい世界に行ってみようかな~!」ってなっていかれるのですよね。その世界は「水を得た魚」のようかもしれません。

 

本来の”私”に見合った世界を生きる。それがアダルトチルドレンの回復かもしれませんね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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