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アダルトチルドレン

本来の”私”に見合う広い世界を生きる

アダルトチルドレン   2024/05/15 (水)  12:57 PM

今日はとっても天気のいい横浜であります。少しずつそら豆が収穫を迎えています。

 

園芸屋さんに行くと色々な野菜の苗が売っています。そら豆を整理しながら、空いたスペースにまた夏野菜を植えています。パプリカ、ミニトマトなど、また賑やかな感じになりそうです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの本来の姿に戻り、その方らしい世界を生きていらっしゃるのは素晴らしいなと感じます。

 

多くの方々のお話をお伺いさせて頂くにつれて、幼少期のトラウマの問題は「自由に生きる」事に楔を打ってしまっていると感じます。

 

その一つの要因として考えられるのが、親ー子の能力差だと感じます。親ー子の能力差がかなりある事によって、理不尽な形で親から虐待を受けたり、他の兄弟と差をつけられてしまっている事があります。多くは親からの嫉妬による攻撃です。

 

子供の方が数段能力が高いという場合が多いように思います。その影響によって理不尽な形で力を奪われ、そして「歪められてしまった姿が自分」となってしまっている事があります。

 

本質を見て行くと、それとは違っているもう一つの別の世界が見えて来ます。子供の知的能力が数段高いがゆえ、子供の持っている可能性を親が「自分には無いものを持っている」という嫉妬から、徹底的に力を奪う事をしている。

 

中には子供の心身が破壊されてしまう方向に、あえて親が子供を陥れて潰すケースもあります。それによって、その子の本来持っている可能性や能力が、虐待を受けた当時の状況のままストップしているという場合があります。

 

その背後には、親自身が知的に低い事から、子供の自由を拘束し「自分よりも自由になってはならない」という事をやっているのです。知的に能力の低い親よりも、自由になってならないという事から、その方の本来の力が拘束されてしまうのです。

 

それらの影響から「自分の本来の力や能力を低く見積もってしまう」という癖ができてしまう事があるかも知れません。ある意味「能力がないフリをする」とか「馬鹿を演じる」などです。

 

どうしてそれをするのか?

 

それは親よりも能力が高いと、親から判断された場合、嫉妬により虐待の恐怖を植え付けられるからです。

 

大人になって、「自分ってダメな人間です」と周りに対応をする癖がある場合、その背後には能力の高さに対する嫉妬される恐怖を抱えている場合もあるかも知れません。

 

ご来室される方々の多くは、トラウマからの回復と共に自分の本来の背丈に見合った世界を生きられるようになります。ある方は新たに勉強をされて、ご自分を磨いていかれる方もいらっしゃいます。そしてその能力に見合った人間関係の中で自由に生きられるのです。

 

潜在的な能力、知的能力がある場合、対ー親を意識して自分を低く見積もってしまう。

 

だけれども親の生きる世界と”私”の生きる世界は全然違うんですよね。

 

そんな理不尽な嫉妬による柵から解放されていきますと、もっと自由にご自分の可能性を広げていけるようになります。ご自分に見合った環境で自由にのびのびと生きてけるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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