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アダルトチルドレン

本来の”私”に出会う

アダルトチルドレン   2023/09/03 (日)  12:12 PM

朝夕がだいぶ涼しくなってきたな~って感じですね。段々と秋が近づいて来ているように思います。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。「本来の姿は素晴らしいな」という風に感じております。

 

回復をされていかれると、おそれが無くなって来られる感じがありますね。淡々と淡々と目の前のことに集中し、そしてその凪の時間を楽しめる感じがあるように思います。

 

ご来室当初は様々な問題を抱え、それがご自分の姿という風に捉えていらっしゃる感じがあります。

 

「不安が強いのが自分」「対人関係がうまくいかないのが自分」っていう風に捉えていらっしゃる。

 

だけれども「本来の姿は別の所にあるのだな」という風に、ご来室される方々の回復される姿を拝見して感じます。回復と共に、段々とその方の本質の部分が浮き彫りになって来るように感じます。

 

「繊細で傷つきやすい」という性質を抱えていらっしゃった方が、「タフでパワフルな性質」をお持ちでいらっしゃったりする。

 

「不安と緊張感」を常に抱えていらっしゃる方は、「物事を鷹揚に構える懐の深さ」のある性質をお持ちでいらっしゃる。

 

「非常に興味深いな~!」って感じます。

 

その背景には、様々なトラウマの問題が潜んでいる場合があるように感じます。幼少期のトラウマは、年月が経っても、その記憶と感情が適切に整理されて過去の事としてなっていない場合、それらの恐怖や怒り、不安は大人の心に張り付いてしまうようになってしまうのですよね。

 

するとそれがあたかもご自分の性格の一部として、作り上げられてしまうという感じになってしまうのですよね。

 

そんな幼少期のトラウマの問題から解放されていきますと、「本来の”私”」に出会って行くことができるようになるのですよね。

 

「自分って結構いい感じ~!」っていう風に、新しいご自分に出会っていけるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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