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アダルトチルドレン

本来の”私”で生きる自由

アダルトチルドレン   2024/05/23 (木)  12:24 PM

先日はそら豆の収穫をしました。今年は豊作な感じでありました。大きなカゴいっぱいにそら豆が出来て「お~!」って感じです。

 

同時進行で色々な野菜を育てていますが、メークイーンも小さいじゃが芋ができていました。根元に土を被せて、日光に当たると変色するのを防ぎました。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの可能性をお持ちでいらっしゃるなと感じます。本当に良く頑張っていらっしゃるなと感じます。

 

「自由に生きる」という時、トラウマの恐怖というのは足枷となってしまうのだなって事を思います。ある意味、そのトラウマの恐怖があることによって、ブレーキとアクセルを両方ふかしている感じになっているように思います。

 

心の中では「もっと自分らしく自由に生きたい」と強く思っていても、トラウマの恐怖がある事によって、「自分が自由になったら周りはどう思うか?」「相手はどんな対応をしてくるのだろうか?」っていう不安や恐怖が同時に起こってくるように思います。

 

幼少期において親ー子関係の中での能力差がある場合、子供はこの環境の中で親目線に自分を低く合わせる事によって適応するという事があるように思います。

 

それは親よりも能力があった場合、親からの嫉妬による攻撃を受けてしまうという事があるからです。親の見えている世界と、子供の見えている世界は違う。

 

だけれども子供が本来の自分で生きる時、親はそれを虐待やネグレクト、その他によって支配して抑えこもうとするという事があります。

 

そんな時「自由=親の嫉妬=恐怖」という条件付けが出来てしまうという事が起こってくるのですよね。本当はもっと出来るのに、どこか自分をダメな自分でいてその自分を演じてしまう。それは自由とは逆行する行動だったりしますね。

 

そんな原家族での嫉妬の条件付けが作られてしまうという事によって、自由になりたい、でも自由になる事に抵抗と不安があるという問題が作られてしまうという事が起こってくるのですよね。

 

そんなトラウマの恐怖から解放されて行きますと、私が自由になる事に、私が自分の本質を打ち出す事に抵抗がなくなってきます。そしてそれまでどんなに頑張っても出来なかった事が、「あれ~結構出来る~!」ってなって行きますね。

 

それだけ親からの嫉妬による恐怖を抱えていたのかも知れません。

 

本来の私で生きる自由。

それは素晴らしいものですね!

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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