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アダルトチルドレン

本来の”私”で生きる自由

アダルトチルドレン   2024/01/14 (日)  8:49 AM

庭にあるカリフラワーは随分と「ガシッ」とした感じに大きくなっています。しかしまだまだカリフラワーは出来ていない様です。これからの成長が楽しみですね。

 

アダルトチルドレンからの回復は、非常に興味深いな~って事を感じます。心というのは目に見えないけれど、確かにそこにある感じという部分がありますね。

 

大学院時代、師匠の教育セラピーを受けながら、心について少しずつ学んで行ったように思います。当時私は学校に通いながら、一般事務で仕事をしていました。実際にケースでの関わりはないけれど、その時自分の話をしていたのでした。

 

学生として色々な課題をこなしながら仕事をしている中、そんなに周りの人間関係に引っ張られる余裕もなく過ごしていました。

 

その時に、どうしても目が合ってしまう人がいて「仕事に集中できないぞ~!」って感じになっていたのでした。その時、師匠に「気になっていないのに、どうしても目が合ってしまって仕事に集中できないので困る」と相談をしたのでした。

 

その時に師匠は、相手の感覚を共有している事によって、相手が気になるという感覚を受けて、私が気になってしまっているという事があるんだよと仰ったのでした。「ほ~!」って思ったのでした。

 

人は目に見えないけれど、色々な感覚をシェアしているんだって事興味深く思ったのでした。実際に空気を読むっていう事が人が出来るのは、そういった要素があるようです。

 

実際に「自由に生きる」という時、ある意味この部分が実際に足かせになってしまう面もあるのかも知れないと思うのでした。

 

自由に生きるという時、外でもない「本来の自分」に戻って行く事、そしてそのご自分の感覚で生きられる事だと感じています。そこから発せられる様々な感覚や喜びや自由の感覚があるからこそ「楽しい~!」って自分の世界を広げていけるのだと思います。

 

ただ親ー子関係のしがらみの中で、その感覚を感じて生きるということが難しくなってしまう場合もあるように感じます。『インナーマザーは支配する』斎藤学著というご著書がありますが、まさにそれだなと感じます。

 

親と子、それぞれ同じ家族だけれども、それぞれ違う属性だったり知性や能力があると感じます。同じ親子でも「いや~!違うでしょう~!」っていうぐらい、人としてのよってたつ生きるスタイルというのは違うと感じております。

 

子供である自分自身が「こんな風に生きたい」と強く願っても、この「親の支配」を受け、それを内在化してしまっている事によって、その自由に生きる力を発揮しにくくなってしまう部分もあるよに感じます。

 

「あの親のようになるまい」と強く願っても、その支配がある影響によって、矛盾しますが自分の中に親の側面が取り入れられてしまっている。そんな足かせが「自由に生きる」という事を拘束してしまう場合も多くあるように感じます。

 

そんな時「ご自分はどんな影響を受けている?」「本来の自分はどんな事を求めている?」っていう事を見定めながら、その影響を整理して断捨離して行く。

そうして行くと次第に「本来の私」に戻って行きます。

 

本来の”私”が求めている事に喜びを感じ、そして「そのために人生を生きる」という事ができるようになるのですよね。

 

他でもない私自身でいる事の喜びと自由を感じられるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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