Home > スタッフブログ新着一覧 > 本来の”私”が育つ人間関係

アダルトチルドレン

本来の”私”が育つ人間関係

アダルトチルドレン   2025/03/29 (土)  6:07 AM

うちの庭には昨年から玉ねぎを植えております。前は赤玉ねぎを作っていたのですが、今回は普通の玉ねぎを作っています。よくよく観察をしてみますと、少しずつ玉ねぎらしくなっている感じがあります。これからの成長が楽しみです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれが戦場のトラウマを超えて、自由に生きるべく回復のステップを歩んでいらっしゃると感じます。その姿は非常に素晴らしいなって事を実感致します。

 

アダルトチルドレンからの回復は、非常に興味深いな~って事を感じながら、ケースの方々の回復のステップや自分自身のステップを振り返るにつれて感じます。

 

そこでの回復というのは、ある意味人間関係の整理と連動しているという風に感じます。非常に興味深いのですが、回復のステップと共に繋がっていく人間関係が整理されたり、断捨離されたりという事が起こってくるのです。

 

昔、師匠から人間関係の力関係というのは「2・6・2」の構造になっているんだよって事を教わった事がありました。蟻でも同じように「働き蟻」、「普通の蟻」、「怠け者蟻」という風に「2・6・2」の力動があって、グループをシャッフルしても同じっていう事があったりします。非常に興味深いですね。

 

ある意味バランスが取れている人間関係というのは、この図式に当てはまっているという事が言えるかも知れんません。その図式で組織がバランスを取っている。

 

「上の2」の人は、「下の2」の人がそのストレスを請け負っているから「上の2」であり続ける事が出来る。だけれども、それは「下の2」になってくれる人がいるから、「上の2」の人はそのポジションにいられるという事があるように感じます。「上の2」の人は「下の2」の人がいないと、自分のポジションが危ういとも言えるかも知れないと感じます。

 

この関係性というのは、機能不全家族の力関係でも見受けられるように思います。能力が低い親は、子供を罰する(虐待)をする事でようやくバランスが取れる。

 

そして力を奪って「上の2」でいようとする。そして本来力がある子供は「下の2」に下げられてしまう。そしてその本質を歪められてしまう。そんな事が起こっている様に感じるのです。

 

そんな方々が回復のステップを歩み、少しずつ本来の姿に戻っていく時、時にこれまでバランスを取れていた「2・6・2のバランスを壊すな~!」って如く、葛藤が生じたりという事が回復のステップの中である様に感じます。

 

ある一定の力がついてくると、急にダメ出しが多くされて自信を削がれてしまう・・・。それは回復して力がついて成長してきた事によって、その関係性が必要なくなっている証拠かもしれません。放っておくと「下の2」に下げられて、その人が「上の2」になる踏み台となってしまう(!!)。

 

ご自分が心地良い関係では、”私”の成長を促してくれる関係性だったりするかも知れません。本来の”私”の姿でいられる事が心地良い関係。

 

それが本来の”私”が育つ人間関係かも知れません。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=8046

ページトップへ戻る