Home > スタッフブログ新着一覧 > 本来の”私”が育つ人間関係

アダルトチルドレン

本来の”私”が育つ人間関係

アダルトチルドレン   2024/08/04 (日)  2:25 PM

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。奪われた力を取り戻し自由に生きられる姿は素晴らしいなと感じます。それぞれがそれぞれの自由に向かってステップを歩んでいらっしゃると感じます。

 

回復と共に不安や怖れがなくなって、ご自分の感覚を信じながら生きていかれるなと思います。

 

「自由に生きる」という時、まず「ご自分の周りの人間関係はどのような関係性があるか?」って事を振り返ってみてみると良いかも知れません。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えている時、ご自分を本来の姿よりも低く見積もってしまう傾向から、相応しくない関係性の中でいらっしゃる場合があるように思います。

 

そのような関係にいる場合、ご自分が見えている世界と周りが見えている世界とは差が出てしまうという事が起こってしまうのですよね。ご自分にとっての当然の部分が周りが理解出来ない・・・。

 

その中で葛藤やストレスを抱えてしまう事によって、本来ある「力」を発揮していく事が難しくなってしまうのです。

 

ご自分のレベルに相応しい時、その関係はお互いの力を与え合いながら、共に自由になっていく関係性が広がって行きます。

 

だけれども「差」がある場合、時に周りからの能力に対する嫉妬による攻撃も受けてしまい、頑張っても頑張っても、それが積み上がっていかない展開となってしまう。

 

まずはご自分の周りにどんな人がいる?

・ご自分はその関係の中でどんな気持ちになる?

・ワクワク楽しい関係?

・それとも何だか惨めな気持ちにさせられる関係?

 

そんな事を振り返りながら、一つ一つ人間関係を選び取り、時に距離を保ちながら、”私”が心地よい環境を整えていく。

 

そうしていくと、これまで見えなかった事が見え、そしてわからなかった事がわかり、そしてどんなに頑張っても越えられなかった壁を越えられるようになるのです。

 

一体感と調和のある世界では、本来の「力」を発揮できる素敵な関係が広がっていくのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=7085

ページトップへ戻る