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アダルトチルドレン

本来の”私”が生きる場所

アダルトチルドレン   2024/03/27 (水)  5:04 PM

今日はとっても暖かい1日でした。庭の整理をしていますと、うちの桜も蕾がついていました。そろそろ開花の感じです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ、その方の可能性を広げて自由な世界を生きてこられているなと感じます。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えている時、それは自由に生きる力を阻害されてしまっている場合があるように思います。

 

幼少期のトラウマは、複雑性PTSDの問題を抱えてしまうのと同義であると感じます。

 

性格傾向として、対人関係を構築することが難しく、また自己肯定感の低さを抱えてしまったり、また感情が不安定になってしまうという事があります。またPTSDの症状も同時に抱えてしまう場合もあります。

 

これらの問題を抱えていますと「本来ある力」を発揮していく事は難しくなってしまいます。これらの症状を抱えて学校や職場、その他人間関係をやって行くという事は至難の技となってしまうからです。

 

幼少期からのトラウマからの回復と共に、段々とこれらの問題が影を潜めていきます。そしてそれと反比例するように、楽に生きる力が蘇ってくるのです。

 

「あ~こんな事をしてみたいな〜!」とか「余裕が出てきたから、ちょっと挑戦をしてみよう」って感じに、その方らしいステップを歩んで行かれるようになります。

 

そして本来ある能力にあった、環境や人間関係を選び取り”私”にとって楽しい世界を少しずつ構築して行かれるのです。

 

その世界はイキイキとした、”私”にふさわしい心地よい世界なのですよね。本来の”私”の姿に戻り、ご自分のふさわしい世界を生きる。

 

そんな姿を拝見させて頂くのが、とっても楽しみなのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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