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アダルトチルドレン

本来の”私”がつくる世界

アダルトチルドレン   2022/08/06 (土)  1:44 PM

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。「本来の姿」に戻っていくお話を伺わせて頂くのは、非常にワクワクする感じであります。その姿は非常にイキイキとした「本来の姿」なのですよね。

 

アダルトチルドレンからの回復は「生き方が変わる事」だなって、彼らの姿を拝見していて感じます。

 

ご来室当初は、周りの人の気持ちを気にしてしまい、本当は嫌なのだけれど相手に合わせてしまっていた。「他人軸」で世界が回ってしまっていた。段々と不安から解放されて行くと、次第に「”私”が楽チン」なスタンスで生きていかれるのですよね。

 

「本来の”私”の姿」で楽に生きる。それがアダルトチルドレンからの回復かも知れません。

 

アダルトチルドレン特有の「生きづらさ」の部分は、上の世代の親の要素を取り込んでしまっている影響もあるのだなって実感します。

 

幼少期に「あの親のようになるまい」と信じ、機能不全家族の中で生き抜いて大人に成長していかれる。だけれどもどこかご自分の中に、あの忌み嫌っていた親のような要素が植え込まれてしまっている事に気がつかれる事は良くある事かも知れません。

 

ご自分の中に異物として親の要素を取り込んでしまう。そうすると「自由に生きる」という事が、到底難しくなってしまうのですよね。

 

カウンセリングでは上の世代からの親の支配の影響について整理しながら、幼少期を振り返り、そしてご自分にとって必要なものは受け取り、そして必要ではないモノは捨てていく作業を行なっていきます。

 

ご自分にとって必要ではないモノを断捨離していく。そうすると「本来の”私”」の姿で身軽に生きていけるようになるのです。

 

「本来の”私”」の姿で生きる時、そこには”私”を主人公とした世界が広がっている感じがあります。「”私”が心地よい事」、「”私”が求めている事」を大切にしながら生きていかれる。

 

そうやってご自分が楽でいられると、ご自分を取り巻く周囲の人も楽でいられる。そして一体感と調和の世界を生きていかれるのですよね。

 

「本来の”私”」の姿で生きる時、目の前に広がる世界はこれまでとは違った世界かも知れません。ご自分にとって心地よい人間関係を着々と広げて、広い世界を生きる。

 

それはクリエイティブな自由な世界なのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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