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アダルトチルドレン

本来の姿を映し出す”鏡”

アダルトチルドレン   2024/08/08 (木)  2:40 PM

庭の方では胡瓜がじわじわと大きくなっています。今年は種から胡瓜を育てました。

小さいですが胡瓜もなっていました。大きな青々とした葉っぱは癒されます。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ力をつけて来られる感じであります。

 

アダルトチルドレンからの回復は、ご自分の立ち位置を見定めながら、広い世界を「自分軸」で生きていかれるステップがあるように思います。

 

幼少期からのトラウマの問題を抱えていますと、複雑性PTSDの問題を抱えている事があります。自尊感情や対人関係の問題、そして感情の不安定さなど色々な部分で影響を受けてしまうのです。

 

また親ー子関係の中で、親から映される”鏡”でもって、歪んだ偽りの姿になってしまうという事があります。

 

親ー子関係で、親よりも子供が優れている場合、その子供の優秀さを親は的確に映し出す事が難しかったり、嫉妬によってその美しさに泥を塗られたりという事も実際にあります。

 

多くはその本来の姿を歪められ、そしてその歪められた姿が自分だと信じてしまっている場合もあります。その為、ご自分を低く見積もって捉えてしまって、人間関係や仕事などもそれに大きく影響を受けてしまうという事があります。

 

つまり「自分の本来の力を発揮しないまま生きてしまう」という事が起こってしまうのです。

 

カウンセリングの中でセラピストという本来の姿を映し出す”鏡”の前に立ってみると、それまで抱えていたご自分の姿とは違った姿を見出す事が出来るようになります。

 

実際に眠っていた力を発揮して、仕事関係で能力を発揮していかれる方もいらっしゃいます。それだけ大きな事なのだな~!って事を、セラピストとしても実感します。

 

それぞれの方々の本来の姿に出会える。

それを楽しみにしているのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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