アダルトチルドレン 2024/12/26 (木) 12:51 PM
ちょっと寒い季節ですが、またえんどう豆の種を蒔きました。豆関係は白の花が咲くのですが、ピンクの花が咲くえんどう豆を見つけて「作ってみよう」と思って苗を作成中です。白とピンクのコントラストの花が咲くのがちょっと楽しみです。
日々、様々な方々の回復のステップを拝見しています。それぞれが良くご自分に向き合い「自由になりたい」と前を向いて歩いていらっしゃると感じます。
本当に良く頑張っていらっしゃいます。
「自由に生きる」という時、幼少期の親との関係性の部分は大きな要因となるなという風に感じます。愛着障害やアダルトチルドレンの問題は、その一つだと感じます。
多くの方々とお会いしている中で感じるのは、能力が高い方々ほど、その幼少期の経過の中で親から「理解されない」とか、「嫉妬されて可能性を潰される」とか、「親のエゴの為に利用されてしまう」という事が起こってくるように感じます。
そんな時、ふと「みにくいアヒルの子」の物語を思い出します。アヒルの子として生まれたけれど、周りのアヒルの子とは毛色も違くて、除け者にされて阻害される。親のアヒルからも愛されないという物語です。
しかしそのアヒルの子は実は白鳥の子供だった。周りにいたアヒルとは違っていたのです。アヒルは飛べないけれど、白鳥は飛べる。
アヒルは歩いていくしか行動出来ないけれど、白鳥は広い世界を自分の羽を使って自由に生きることができる。
そんな「みにくいアヒルの子」の物語が、私の中で多くの方々の幼少期のお話をお伺いさせていただく中で感じます。
同じ家族に生きていても、その可能性や力が全然違っている。親やその他の兄弟が見える世界と、その子が見える広い世界とは違っている。
その家族の中にいる時、そこには理解されない孤独、可能性がある事への嫉妬による攻撃、そんな事を抱えさせられてしまう。
だけれども「自分は白鳥なんだ」ってことが見えて来た時、改めてアヒル達の生きる狭い世界がわかってくるのです。
「この人達とは違っていい。自分は自分の世界があり、そして植え付けられたしがらみを手放し広~い世界を自由に羽ばたいていいんだよ~!」って事が分かってくるのです。
広い世界では、ご自分と似たタイプの人達にであう。そしてその人達とわかりあい、理解し合いながら自由に生きる。そんなステップが見えてくるのです。
本来の姿で生きる自由がそこにあるのです。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい
著書
『甦る魂』はこちらをご参照下さい
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