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アダルトチルドレン

本来の姿で生きる自由

アダルトチルドレン   2023/10/18 (水)  4:36 PM

秋になりちょっとずつ秋野菜を作っています。ブロッコリーとレタスの種を購入しました。また赤玉ねぎの苗も植えようと計画中です。今年は秋野菜が一杯の年になりそうです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれの回復の姿は非常に美しいなという風に感じます。

 

トラウマの過去を一つずつ整理して行く。そうして行くうちに本当に必要なものだけが残り、ご自身が求めている姿に戻っていかれるのですよね。

 

「これがあったら何もいらない」というモノを見つけて、輝いて行かれるのですよね。

 

そんな時に思うのは、幼少期のトラウマの問題というのは生きて行く上での足枷となってしまう側面があるけれど、そこからの回復のステップというのは、そのトラウマの経験を含めた形での私らしい生き方を模索し、唯一無二の本来の姿に戻っていかれるのだなと思うのです。

 

無意識の姿というのは、トラウマをも自由に生きる為のリソースとして歩まれて行くのだなと思うのでした。

 

時々、ポッドキャストの「Being Well Podcast」を聞いています。色々なトラウマサバイバーのセラピストの方々がご登場されています。非常に英語の勉強になっています。

 

ご登場されていたTerry Tealさんは、鬱を抱える父親の暴力のもとで育ち、ご自身も鬱を抱えながら過去の家族の関係を振り返りながら、セラピストとしてご活躍されている方であります。

 

お話の中でご自分は2人の息子を育てたけれど、父親の様に暴力を振るわないで育てたとおっしゃっていました。またご自身が4歳から両親のカウセラーとして存在し、それによって物凄く精細な心を持つ人間になったけれど、カウンセラーとしてその繊細さを生かしながらやっているんだと、笑いながら仰っていたのが印象的でした。

 

「お~!」って思いました。色々なトラウマを抱えても、自由に笑顔でいられる姿が何ともパワフルだな~!って思いながらいました。

 

ご来室される方々の回復されていかれる姿も、非常にパワフルになって行かれるなと感じます。

 

トラウマの問題を負っていますと、その要因から力を削がれた感覚を抱えて生きるという感じにどうしてもなってしまいがちかも知れません。

 

回復と共に「ほ~!」って感じでセラピストの私が驚く感じのパワフルなお姿になって来られます。ある意味、それが本質なのだと思います。

 

「私は私である」という感覚を感じながら自由に生きる姿。「非常にたくましいな~!」って思うのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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