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アダルトチルドレン

本来ある力を活かして生きる

アダルトチルドレン   2024/01/26 (金)  12:28 PM

今日はとっても天気のいい横浜であります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。その世界は非常に興味深いな~って事を感じます。

 

本当に色々な要因で「自由に生きる」って事を阻害されてしまっている事があるのだって事を痛感致します。

 

「自由に生きる」のを阻害する要因として、前のブログにも書かせて頂きましたが、本来のある能力の高さが阻害している場合もあるように感じます。

 

親ー子関係でも、明らかに能力差がある場合があります。親の見えている世界と、子供が見えている世界が違う。そんな事があったりします。

 

ご来室される方々は非常に優秀な方々が多いなと感じております。ご家族のお話をお伺いさせて頂くと、他の兄弟との能力差があって、優秀であるのに、他の兄弟と比較しても愛されないという事があったりします。

 

「え?」って思うのですが、そういったケースは良くあります。そして親の能力を見てみると、ご自身と比べて、さほど高くない。そうした時、親と親和性のあるさほど能力のg高くない兄弟の方は愛されている場合があります。

 

良くテストの点数のお話で、95点とって「どうして5点取れなかったのか」と怒られるけれど、兄弟が70点取ったら「良く頑張った」と褒められるという事があったりします。同じ兄弟でも、対応に差がついている場合があるのですよね。

 

そうした問題の背景には、親からの嫉妬による問題が潜んでいる事があるかも知れません。子供の方が親よりも能力が優れ、そして色々な可能性がある。

 

そうした時、親はそうではない兄弟を関心を注ぐけれど、優秀な子に対して嫉妬による怒りを理不尽な形でぶつけてくる事があります。本来力があっても、親から力をことごとく下げられてしまう。

 

そういった意味で「自由に生きる」という事が難しくなってしまうのです。

 

親ー子関係の中で、「何が起こっていたか?」を詳らかに見つめていく。そうして能力が高いがゆえ、また親よりも容姿が優れているがゆえに力を奪われてきた事を認めていく。そうして「親」の部分を手放していく。

 

そうしていく事で、本来ある能力の高さを活かしながら、のびのびと自由に生きていけるようになるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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