Home > スタッフブログ新着一覧 > ”私”を守る心の境界線

共依存

”私”を守る心の境界線

共依存   2026/05/24 (日)  12:21 PM

庭のじゃがいもは青々と生い茂っています。少しずつジャガイモは出来つつあります。葉っぱが黄色くなったら、収穫時のようです。これからが楽しみです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれに少しずつ力をつけてられ、ご自分の人生に希望を見出していらっしゃる姿は美しく輝いていらっしゃると感じます。

 

当相談室では色々なご相談についてお承りをさせて頂いております。その一つに問題を抱える人との共依存関係があるかと思います。

 

頭ではどう考えても苦しい、そして将来うまくいく気がしない関係にどうしても執着してしまう。そして相手の問題や攻撃的な言葉や態度で、どんどんと傷ついてしまっていても、その傷つけあう関係から適切な距離を取れない関係かも知れません。

 

人は興味深いのですが、周りの人と非言語的にコミュニケーションをとっていると言われています。怒っている人がいると「何かピリピリして怒ってるかな?」っていう事が肌でわかるという事があります。そうやって人は相手の状態を共有しながらいると言われています。

 

そんな時、共依存関係では問題を抱える相手の怒り、苦しみ、時に絶望をも共有してしまうという事が起こってきます。共依存関係の狭いカプセル状態の中でこの関係が続く時、問題を抱える相手の病理を請け負ってしまい、一緒にいる人もまた問題を抱える人と同じような精神状態に陥り、時に症状や問題を抱えてしまうという事があります。

 

それだけ人との境界線は、健康的な人生を送っていく上では非常に大切な要因となるのかも知れません。

 

心というのは目に見えない部分があります。ご自分が抱えている苦しみや不安や恐怖や怒りについて、囚われてしまって苦しくなってしまっているのは、相手の苦しみを背負っているということは到底考え付かないかも知れません。

 

回復と共に適切な心の境界線が引けるようになってきます。ご自身が安心、安全を感じられる距離感を設定すると共に、改めて問題を抱える人との関係を、ご自分が主体となってどうしていきたいか?という、本当の意味での回復が見えてくるようになります。

 

距離が出来、改めてその立ち位置から相手を眺めた時、ご自分を主体とした楽な距離感が見えてくるのです。それを踏まえて「”私”の人生をどう生きていきたいか?」という展開が見えてくるのです。

 

奪われていた力を取り戻し、”私”が主体の楽な人生の展開が見えてくるのです。

 

●カウンセリングをご希望の方は、こちらからご予約頂けます。

 

●カウンセリングの具体的内容について(はじめての方へ)を掲載致しました。

ご興味のある方はご参照下さいませ。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=9288

menu
menu

ページトップへ戻る