アダルトチルドレン 2024/09/14 (土) 12:53 PM
まだまだ暑い日が続きますね。日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。
一つ一つご自分を見つめながら、そして認めながら、ご自分にとって要らなくなったものを手放し、ご自分らしいステップを歩まれていらっしゃるなという事を感じます。少しずつご自分の自由な世界を構築されて行かれていらっしゃると思います。
トラウマの問題を”家族”という枠組みで考えますと、やはり実感するのが上の世代からトラウマの問題が連鎖して来ているという事があると感じます。
ご自分と親の関係を振り返った時、そこには上の世代(親)が抱えている問題を子供の立場に背負わされているという事が考えられます。
親自身が人生に納得出来ていない。
親自身が配偶者との関係での問題を抱え、怒りや恨みを抱えてしまっている。
親自身がハンディを抱えて、そこから派生する負の感情を子供にぶつけてしまっている事もあります。
ご自分の問題を考える時、そこにはご自分と親との関係性から派生して問題が作られているという事があるようにも思います。子供は色々な可能性が秘めている存在だと思います。
学校に行って勉強をして、お友達を作って世界を広げて行く。
将来どんな風に大人になって、どんなお仕事につくか?
そんな可能性を持っている存在だって思います。
そこに親自身の生きづらさがある場合、子供の可能性に対して怒りや嫉妬などを受けてしまう事があります。その怒りは親自身の累積した人生の怒り、恨み。
それは本来、子供には何も関係ない事。可能性のがある子供は、その親の恨みや怒りを植え付けられてしまうという事になってしまうのです。それは子供には可能性が広がっているから。
そんなふうに見ていくと、ご自分の中にある色々な問題、ご自分の中で「あの親のようになるまい」と思っている、親の側面をご自分の中に見出した時「あ~それは親自身の人生に対する怒り」なのだなって思ってみると良いかも知れません。
そしてそれを少しずつ手放していく。
そうすると本来ある可能性を広げて、自由な世界を生きて行かれるようになるのです。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい
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