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愛着障害

原家族のしがらみから解放され自由に生きる

愛着障害   2026/05/21 (木)  3:31 PM

庭には玉ねぎが植っています。先日雑草取りをしていましたら、玉ねぎが大きくなっていました。最初はネギのようにひょろひょろしていましたが、ピンポン玉ぐらいの大きさに成長していました。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。トラウマから解放されて、本来の姿で生きられる姿は逞しく非常に美しいですね。

 

「自由に生きる」事を阻害する要因として、原家族でのしがらみは大きな点だと実感します。愛着障害などの問題は、親との関係でどのような経験をされて来たかという事を見ていくと、その生きづらさの原因が明確になってきます。

 

機能不全家族の中で虐待やネグレクトの問題を抱えていた。また親子の関係が逆転していた等のヤングケアラーの問題もあるかもしれません。

 

一見すると表面的には見えないけれど、親からのダブルバインドによる支配もまた、愛着障害の問題に起因する事もあるかも知れません。

 

具体的な身体的な暴力とか暴言などがないけれど、この親からのダブルバインドもまた大きな要因となってしまう事が考えられます。

 

ダブルバインドは表向きと裏向きのメッセージが異なっている為、受け手が混乱してしまって問題や症状を抱えてしまう事があります。

 

表向きでは「大事にしてるよ」と言いながら、実際の行動面を見てみると真逆の事をされてしまう。親は実際に言葉などで表向きには出さないけれど、攻撃性と怒りを内包していて、それらを非言語的に受けてしまう事によって精神的ダメージを受けてしまう事があります。ダブルバインドで言葉では良い事を聞かされているから、この問題は気がつきにくいかも知れません。

 

しかしダブルバインドの親からのダメージは心に残ってしまいます。それらがトラウマとして残ってしまう結果、愛着障害特有の不安傾向や回避傾向がつくられてしまうという事が考えられます。

 

この問題は、表向きではわかりづらいという事が一つのポイントだと感じます。ですので「自分がいけない」とか「自分がおかしくなった」と間違えて捉えてしまう。問題はなかなか解決しないという事が起こってしまいます。

 

非言語的な事を含め「親子関係の中で何が起こっていたか?」を見ていくと、表面化しにくいそれまで見えなかった事が浮き彫りになってきます。

 

人は言葉以外でも非言語的にコミュニケーションをとっています。その親の言葉にしない部分に真実があり、親の怒りや嫉妬や憎しみを請け負ってしまっているが故に、トラウマを背負ってしまい自由に生きる事が阻害されていたという事が見えてくるのです。

 

そんなしがらみから解放されて行きますと、次第に本来の”私”の姿に戻っていくのです。

そして自由に生きていく事ができるようになるのです。

 

●カウンセリングをご希望の方は、こちらからご予約頂けます。

 

●カウンセリングの具体的内容について(はじめての方へ)を掲載致しました。

ご興味のある方はご参照下さいませ。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

 

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