アダルトチルドレン 2023/09/17 (日) 12:11 PM
日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。その回復のステップは非常に興味深く感じます。「人が自由になるってこんなメカニズムになっているのだな~」って事を思います。
機能不全家族の中で幼少期をおくっていますと、親の問題や葛藤についてバランスを取るように子供時代を生きるという場合があるかも知れません。
「子供らしく生きる」というよりも、問題を抱えている親の能力を補うために、どちらかというと「親の面倒をみる親的な存在」として生きるという場合があります。
親と子供の立場が逆転し「良い子」として生きる、という生き方になる場合は良くありますね。
だけれども子供として成長して行く段階では、親ー子関係における安心と信頼のアタッチメントというのは非常に成長して行く上で大切な要素だったりします。
「親と子供の関係が逆転」している場合、この安心と信頼のあるアタッチメトを構築する事が難しくなるのですよね。
その結果、大人として成長してく中で、周りの状況に対して非常に繊細に感じ取ってしまい、それが故にHSP傾向が高くなってしまい、繊細さなどの性質を抱えながら生きるという事が起こってくるのですよね。
色々な環境や人間関係の中では、葛藤や問題は色々と転がっている場合があるかと思います。繊細さなどの性質を抱えているが故に、非常に周りの状況に巻き込まれてしまい疲れてしまうという事が起こってくるのですよね。
その結果「ご自分が心から満たされて楽に生きる」という事が難しくなってくるのかも知れません。
幼少期のそのような「親と子の逆転した関係」によるアタッチメントの問題から解放されていきますと、本当の意味で安心と安らぎ、そして自由を感じられるようになるのですよね。
「あ~楽だな~♬」っていう感覚を味わいながら、”私”を生きて行く事ができるのですよね。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい。
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