Home > スタッフブログ新着一覧 > 凪の心で生きる自由

アダルトチルドレン

凪の心で生きる自由

アダルトチルドレン   2023/09/17 (日)  12:11 PM

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。その回復のステップは非常に興味深く感じます。「人が自由になるってこんなメカニズムになっているのだな~」って事を思います。

 

機能不全家族の中で幼少期をおくっていますと、親の問題や葛藤についてバランスを取るように子供時代を生きるという場合があるかも知れません。

 

「子供らしく生きる」というよりも、問題を抱えている親の能力を補うために、どちらかというと「親の面倒をみる親的な存在」として生きるという場合があります。

 

親と子供の立場が逆転し「良い子」として生きる、という生き方になる場合は良くありますね。

 

だけれども子供として成長して行く段階では、親ー子関係における安心と信頼のアタッチメントというのは非常に成長して行く上で大切な要素だったりします。

 

「親と子供の関係が逆転」している場合、この安心と信頼のあるアタッチメトを構築する事が難しくなるのですよね。

 

その結果、大人として成長してく中で、周りの状況に対して非常に繊細に感じ取ってしまい、それが故にHSP傾向が高くなってしまい、繊細さなどの性質を抱えながら生きるという事が起こってくるのですよね。

 

色々な環境や人間関係の中では、葛藤や問題は色々と転がっている場合があるかと思います。繊細さなどの性質を抱えているが故に、非常に周りの状況に巻き込まれてしまい疲れてしまうという事が起こってくるのですよね。

 

その結果「ご自分が心から満たされて楽に生きる」という事が難しくなってくるのかも知れません。

 

幼少期のそのような「親と子の逆転した関係」によるアタッチメントの問題から解放されていきますと、本当の意味で安心と安らぎ、そして自由を感じられるようになるのですよね。

 

「あ~楽だな~♬」っていう感覚を味わいながら、”私”を生きて行く事ができるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=6241

ページトップへ戻る