アダルトチルドレン 2025/02/07 (金) 12:37 PM
今日もまた横浜はいい天気であります。
てくてくと駅まで歩いていますと、心地良い感じであります。
日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれが、それぞれに少しずつ力を取り戻し、ご自分の求める自由に向かって歩いていらっしゃるなと感じます。良く頑張っていらっしゃります。
当相談室では色々なご相談内容をお承りさせて頂いております。その一つとしてあるのが、人の気持ちが気になってしまい、人の顔色を伺ってしまうなどの、対人恐怖的な問題などがあります。
相手の気持ちを察しながら行動するという事は、社会性の面では大切な要素かも知れません。ただ常に常にそれらが第一優先としてなってしまう場合、大切なご自分を見失ってしまうという事が起こってしまうかも知れません。
多くは幼少期における親との安心感がない関係性による事から問題が派生しているという事があります。機能不全家族の中で幼少期を過ごした場合、子供として安心、安全な時期を経験できず、子供なのだけれども「良い子」として、その家で適応せざるえないという事が起こってしまいます。
そんな時、根底には「見捨てられる恐怖」の感覚が根強く残ってしまう中で大人になっていく。そうした時、大人になってから「良い人」として生きるという適応パターンがついてしまう場合があるかもしれません。
この一番の問題は、一番の大切な自分をどこかネグレクトしてしまって、ご自分の感情がおざなりになってしまうという事かも知れません。
それらの生き方が継続的になってしまうと、ストレスや我慢が常習化してしまうことへの怒りの問題も同時に抱えてしまい、「ご自分が本来何を求めて生きているのか?」を見失ってしまうという事が起こってしまうのです。
「良い人」として周りに合わせてしまい、その結果、怒りの問題を抱えてしまう事によって、自分らしい自由な人生を送るという事が困難となってしまうのです。
幼少期のトラウマから解放されて行きますと、「他人軸」から「自分軸」に生き方がシフトチェンジして行きます。ご自分を過度に抑圧せず、適度に相手に自己主張しながら、肩の力が抜けた生き方をされていくのです。
”私”が求めている楽しい事、自由に沿って生きて行く事ができるようになるのです。
●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。
【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい
著書
『甦る魂』はこちらをご参照下さい
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