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人間関係の再構築

未分類   2025/04/18 (金)  9:30 AM

庭の方では、零れ種で育っているノースポールとカモミールがスクスクと育っています。庭のあちこちにタネが飛び、そして発芽していました。「あ~!」って感じで、一つ一つ拾い集めて一列の花壇に植えました。これから暖かくなるので、カモミールもお花が咲くかも知れません。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。皆様方との繋がりと出逢いによって、セラピストの私自身もまた力を頂きながら、成長させて頂いているとしみじみと感じます。

 

「トラウマから自由になろう~!」っていう大切なスローガンの元、多くの方々が相談室を支えて下さり御指導頂きながら、共に笑い、共に何かを感じながら、共に自由に向かっていける場所がある事をこの上なく幸せに感じます。有難うございます。

 

当相談室では色々な問題についてご相談をお承りさせて頂いております。アダルトチルドレンをはじめ、愛着障害複雑性PTSDなどトラウマを背景とした問題についてご相談をお承りさせて頂いております。

 

「自由に生きる」という時、やはり感じるのが「誰と繋がって、誰と繋がらないか?」という部分は非常に大切なポイントだなって事を感じます。

 

複雑性PTSDの権威でいらっしゃる、ジュディスハーマン先生もまた回復の3段階の理論の中で、「人間関係の再構築」という部分を第三段階として述べています。

 

1)安全な環境 2)過去を振り返る 3 ) 人間関係の再構築

 

ご自分にとって苦しい感覚になる人間関係、対等な関係を構築出来ない関係、否定されてばかりいる関係、フェアではない関係。このような関係性の中では、自由を求めていく上で非常に難しくなってしまいます。どちらかというと力を奪われたり、自信を削がれてしまう関係となります。

 

安全で安心できる関係では、非常にサポーティブな面もありながら、ご自分が自分でいられる関係性だったりします。ですのでそこにはリスペクトが底流に流れている感じがします。

 

そのような関係性の中では、互いが繋がって自由でいられる人間関係となって行きます。その時に、ご自分の課題や状況を見据えながら、共に成長していける関係となるのです。

 

そうしていくうちに、力を着々とつけながら広い世界を生きていかれる様になるのです。それは可能性を秘めたワクワクドキドキの世界なのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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