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人間関係のしがらみから解放される

未分類   2024/06/02 (日)  11:37 AM

庭の方ではそろそろカモミールが終わりになっている感じです。今年は零れ種であちこちにカモミールがいっぱい咲いてくれました。一面のカモミールが咲いて香りも良く「ほ~!」って感じでありました。楽しませてもらいました。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの回復のステップを良く歩まれていらっしゃるなと感じます。

 

「自由に生きる」という時、そこには周りとの人間関係の力動というのは大きく影響をしてくるなという事を思います。

 

「ご自分の周りのどんな人達がいて、ご自分にどう影響を及ぼしているのか?」その関係性を丁寧に見ていく事は非常に大切なポイントかも知れません。

 

人間というのは表向きと裏向きと2つの側面を持ちながら、「言葉」という言語を使ってコミュニケーションをしていますね。非言語的なコミュニケーションという部分も大きな要素かも知れません。

 

一見、凄い自信があるような感じの方も、実際にその本質という部分で見てみると「あれ?」って思う部分も詳らかに見ていくと浮き彫りとなる感じがあるように思います。

 

「自信があって、何だかこの人は凄いぞ!」って思っていても、そんな人と一緒にいると何だかご自分が力を奪われる感じがあったり、また自分がダメな存在って思ってしまう事が実際にあったりします。不思議な現象ですね。

 

師匠は以前に人間関係の力動について2・6・2の縮図になっていて、アリさんもまたこの2・6・2の構成になっているというのです。「働きアリ」、「普通のアリ」、「怠けもののアリ」という構成になっているというのです。これらはシャッフルしても同じというのです。非常に興味深いですね。

 

そんな中で働きアリが凄い仕事が出来るのは、この下の2のアリがいるからバランスが取れるというのです。

 

実際に人間関係でも一見すると「自信があって凄そう」に見える人は、案外と「下の2」の人の力を奪う事によって自分が力を得るという事を、このコミュニケーションの中でたくみにやっている場合があるように思います。だから「上の2」の人は「上の2」であり続けられるのかも知れません。

 

そんな人間関係のカラクリが見えてきますと、ご自分が「下の2」でいる必要が無くなってくるように思います。「あ~こういうことか~」って感じで、的確にご自分を守り、そしてその力を奪われにくくなってくるのですよね。

 

ご自分を的確に守り、そしてご自分の行きたい方向に淡々と歩んでいける。

自由に生きるを考える時、そんな一面で見てみると非常に興味深く感じますね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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