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お互いを支え合うパートナーシップ

未分類   2024/12/05 (木)  2:39 PM

庭の方では真紅のダリアが綺麗に咲いています。今年の夏も咲いていましたが、冬も咲いてくれました。「Beautiful~!」って感じです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの回復のステップを歩まれていらっしゃいます。

 

今日は夫婦関係についてブログで書いて行こうと思います。

夫婦というのは、一番親密な関係性であるという風に感じます。

 

その中で信頼と安心のパートナーシップが構築できるようになると、家族を取り巻く色々な問題にも力を合わせて乗り切る事が出来るという風に思います。

 

そんな時『just the two of us』の歌詞が頭に浮かびます。

 

 

Just a Two of us 

just the two of us

we can make it if we try

just the two of us

building castles in the sky

just the two of us you and I

 

二人だったら

出来ないことはない

二人だったら

空にお城だって建てられる

ふたりだったら

わたしとあなたなら

 

『just the two of us』の歌詞より

(作詞/作曲:ビル・ウィザース、ウィリアム・サルター、ラルフ・マクドナルド

 

 

お互い信頼し合いながら力を合わせていくと「空にお城だって建てられるんだ~!」っていう部分に「この関係性に無意識さんが宿る」のだなって事を思うのです。

 

しかしお互いがお互いの力を削いでしまったり、孤独になったり、疎外感を感じてしまって、力を合わせるよりも力を奪い合う関係性になってしまうという事があるかも知れません。

 

唯一無二のパートナーに対し、傷つけあってしまうという事があるかも知れません。

その背後にはやはりトラウマの問題があるように感じます。

 

機能不全家族で生きている中、トラウマの問題を抱えていますと、日常生活の中で色々なコミュニケーションがトラウマのトリガーとなってしまう場合があるように感じます。

 

夫婦喧嘩という関係の中には、そのトラウマのトリガーが刺激され、トラウマのフラッシュバックが起きている中で互いに傷つけ合うという事もあるように感じます。

 

家族の中で葛藤を抱えている時、それらの感情が増幅してしまい大きくなってしまう。

 

夫婦でお互いを支えあいながら問題解決よりも、トラウマのフラッシュバックによる不安や怒りが増幅してしまい、家族が安全基地とならないというジレンマが起こってくるのかも知れません。

 

回復と共に過去のトラウマの呪縛から解放されていく。そうした時、目の前に広がる世界はこれまでと違った凪の世界だったりするのです。いろいろなストレスに対し、互いの力を合わせながら的確に対応しながら力を合わせていく事が出来るようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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