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アダルトチルドレン

世界に一つだけの花が咲く時

アダルトチルドレン   2023/05/20 (土)  12:52 PM

そろそろ季節が変わる感じで、庭の方もお花や野菜の衣替えをしないとなって思っております。そら豆達を整理して胡瓜とカボチャを植えようと計画中です。今年のそら豆は豊作でした。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ着々と変化されて自由になって行かれる姿に「良くご自分に向き合って頑張っていらっしゃる」と実感致します。

 

その回復されて行かれる方々のステップの中で「なるほど~」って感じます。「人が自由になるってこんな事が起こっているのだな」って事を思うのです。

 

「自由になる」っていう時、「頑張るぞ~!」って肩に力を入れる感じのニュアンスがありますが、どうも違うニュアンスがあるなと感じます。

 

ご自分の無意識の感覚と繋がりながら、そして肩の力が抜けた形で目の前の事を淡々とステップを歩む感じあるように感じます。

 

ご来室当初というのは、様々な問題を抱え、そしてご自分を搾取するような人間関係や、ご自分に相応しくない環境の中に居続けている場合があるように思います。

 

そうしますと、自ずと「生きる」という事は「怒涛の状況をサバイブする」が如くのように、生きる事自体がハードになってしまう事は良くあるかも知れません。

 

非常に興味深いですが、回復と共にご自分にとって楽な環境や人間関係を選ぶ力がついてこられます。ご自分にとって不快な事をしてくる相手には、適切にご自分を守りながら距離をとっていけるようになるのです。

 

そうしますと肩の力を抜きながら、自然と自由な展開が見えてくるのですよね。自然とご自分にとって心地良いふさわしい人間関係が広がって、そしてそこから豊かな世界が広がって行く。そんな展開になって行くのですよね。

 

もう既に自由になる力はご自分に備わっていて、それを必要なタイミングと環境の中で花が咲くという感じがあるのかも知れません。

 

眠っていた力とセンス、美しさを生かして自由に生きる姿。

そんな美しい本来の姿が自然と見えてくるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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