Home > スタッフブログ新着一覧 > 一体感と調和の”家族”

モラルハラスメント

一体感と調和の”家族”

モラルハラスメント   2025/03/14 (金)  9:40 AM

横浜の方はだいぶ暖かい感じになっています。暖かくなってくると種を蒔く時期となります。現在、えんどう豆、カリフラワーの種を蒔いています。

南瓜、じゃが芋をこれから作ってみようと考え中です。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。本当に良く、ご自分に向き合いながら頑張っていらっしゃると感じます。

 

当相談室では家族問題を背景とするトラウマ治療をご提案致しております。その為、初回面接では家系図や生育歴のお話をお伺いさせて頂いております。

 

これらのお話の中で、現在「なぜこのようであるか?」という問いに対する答えが浮き彫りになってくるのです。多くはトラウマの世代間連鎖によって、今現在の日常生活や人間関係に大きく影響を及ぼしているという事がございます。

 

その一つとしてモラルハラスメントのテーマがあるかと感じます。それらは背景にはトラウマの問題がある事が多くございます。

 

幼少期におけるトラウマの問題、例えば暴力や暴言が日常茶飯事に起こっている環境の中でサバイブされて行きますと、それらがトラウマ化してしまう事によって、今現在の日常生活ではトラウマの再演が起こってしまうという事があるのです。

 

トラウマを受けるとトラウマを受ける側になるか、もしくはトラウマを植え付けた親と同一化する事によってモラルハラスメントの問題が浮上してしまうという事が起こってくるのです。

 

幼少期、嫌という程家族の葛藤を見続け「自分は将来このような家族を作らない」と心に決めて大人になって行かれる。だけれどもトラウマとなってしまった場合、それらの記憶と感情が整理されないとそれらの問題が今現在のご自分にとって大切な家族の中で問題が起こってしまうというジレンマが起こってしまうのです。

 

幼少期のトラウマの問題から解放されて行きますと、次第にご自分を操っていた怒りの問題が影を潜めて行くようになります。

 

そしてそれまで見えなかった事が見え、分からなかった事がわかって来られるようになります。過去のトラウマの呪縛から解放されて、自由に生きていく事が出来るようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=8009

ページトップへ戻る