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家族問題

一体感と調和のある”家族”

家族問題   2026/06/03 (水)  1:01 PM

久しぶりに庭の整理をしました。今はマリーゴールドが旬で、大きなマリーゴールドを見つけたので植木鉢に植え替えをしました。ボリュームのあるお花はパワフルな感じです。

 

ボストンで開催された国際トラウマ会議に参加する機会を得た中、「家族とトラウマ」というのはそれぞれ切ってもきれない影響を及ぼし、上の世代から連鎖と共に両親の世代、ご自分の世代とトラウマや依存症の問題を引き起こしてしまう事を再認識しました。

 

それだけ世代の越えた中でのトラウマの問題は、今現在の家族関係やご自分の人生や生き方に影響を及ぼしてしまうという事が言えるかも知れません。

 

上の世代からのトラウマを抱えている者同士が「家族」を作る時、そこにはお互いトラウマを背負った者同士が、それぞれのトラウマの影響を抱えている中、そのトラウマの影響によって時に「トラウマの再演」を起こす形で家庭内葛藤や怒り、時に依存症関連などの問題が引き起こされてしまっている事が考えられます。

 

幼少期、ご自分が小さい頃、両親達の背中を見て育った中で「自分は大人になったらこんな家庭を築かないぞ」と深く反面教師に思って成長されたかも知れません。だけれども大人になって、ご自分の「家族」が出来た時、どこかご自分もあの親達のような道を辿ってしまっているという事にお気づきになるかも知れません。

 

それはなぜ起こってしまっているのか?

それは上の世代からのトラウマの連鎖によって引き起こされてしまっているからです。

 

トラウマは当時の記憶と感情が整理されない場合、パートナーとの信頼関係を構築できない、トラウマの再演による怒りや家庭内暴力の問題に影響を及ぼしてしまう可能性があります。

 

まずはそれぞれの家族メンバーが上の世代からのトラウマの影響を見つめていく。そしてトラウマが、今現在の家族問題に結びついているかを改めて振り返っていく。

 

次第に家族メンバーそれぞれが、ご自分の背景となる上の世代からのトラウマの呪縛から解放されていく。そうした時、初めて目の前のいる「家族」に対し、かけがえのないパートナーとして感じられてきます。

 

唯一無二の存在としてリスペクトの気持ちが湧いてくる。そうした時、原家族とは異なった「一体感と調和の家族の姿」が見えてくるのです。

 

世代間連鎖のトラウマを断ち切り、新たな「家族」を作っていく。

そんな豊かな未来が見えてくるのです。

 

 

●カウンセリングをご希望の方は、こちらからご予約頂けます。

 

●カウンセリングの具体的内容について(はじめての方へ)を掲載致しました。

ご興味のある方はご参照下さいませ。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

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