性的虐待トラウマ治療 2025/08/28 (木) 4:16 AM
学会2日目になります。今日も朝からエキサイティングなプレゼンテーションがありました。「イエ~イ!」っていう歓声があちこちのフロアから聞こえてきます。「イヤ~!いいな~!」って感じで私の心も楽しくなってきます。
プレゼンテーションとディスカッション形式とがセットになった感じの発表が多く、「うっ!まずい!」って、「その場からどう逃げようか~」って思っていましたが、周りに囲まれて逃げられずディスカッションに参加する事に・・・。
元々英語にコンプレックスがある私なのですが、一生懸命に自己紹介と学会の参加目的を拙い英語で話をすると、皆様「え~!日本から来たんだ~!」って驚かれ、そして私に関心を持ってくれるのが嬉しくて「ほ~良かった~」って感じで、フレンドリーな方々の対応に嬉しい気持ちを感じていました。
学会に参加していて感じた事は、当事者の力と影響力が素晴らしいという事でした。そして彼らは当事者の特性を持ちながら、支援者として暴力被害の問題に従事しながら力を発揮していらっしゃいました。
Krystal A, Mcleodさんという方は、ニューヨーク大学附属の暴力と回復の関するプログラムディレクターをなさっています。
祖父母、母親、3世代に渡り虐待の連鎖の影響を受けて来たと語っていました。また黒人という彼女の人種の特性についても、この性的虐待のトラウマの問題を複雑化したとおっしゃていました。彼女はこの性的虐待の問題は「語られない過去」としてずっと抱えていたそうです。
しかし自分の感じている事を大切にしながらトラウマついて語り始め、そしてそれらの彼女自身の癒しの旅の中「正義」という大切なスローガンを持って、彼女自身の人生が”癒し”と”愛”に転換していったと仰っていました。非常に雄弁に語る彼女の姿がありました。自信と誇りを持って輝くその姿に、素敵な姿を見させて頂いたと嬉しくなりました。
トラウマという問題は、人の心に爪痕を残すものかも知れません。だけどそれを凌駕する情熱と知の力によって人はトラウマをも越えていく力があるのだという事を今回の学会に参加して教えてもらった気がします。
性的虐待に対する情熱と力を持って取り組む人達の中にいる時、「ここに来て良かった」と心から思うのでした。
●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。
【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい
著書
『甦る魂』はこちらをご参照下さい
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