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アダルトチルドレン

トラウマを越えて自由に生きる

アダルトチルドレン   2022/09/15 (木)  10:10 AM

大分、涼しくなり過ごしやすくなりました。秋の風が心地良くなりました。庭の整理をちょっとずつして、秋バージョンに衣替えであります。

 

ゴーヤは今年は物凄い事になりました。多分、70本ぐらい今年は出来たように思います。

凄かったです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。着々と、着々とその回復のステップを歩まれておられて「ほ~!」って感じがあります。その姿は非常に美しいですね。

 

アダルトチルドレンの問題の背景には、幼少期の機能不全家族の中でのトラウマの問題を抱えている場合が多くあります。またその問題によって、学校や対人関係場面でも葛藤やトラウマを抱えている場合もあります。

 

それゆえ大人になっても職場や家族、その他対人関係の中で問題を抱えてしまうということが否応なく出てしまうのです。

 

当相談室では師匠の大嶋先生がご提唱しているFAP療法を用い、トラウマ治療をすすめさせて頂いております。短期で安全な形で効果を発揮するなと、日々クライアントさんの回復を拝見していて感じております。

 

幼少期のトラウマの問題というのは、かなり過去に遡って問題が発生している場合が多いです。その場合、トラウマ性の記憶を紐解く作業というのは、あたかもこんがらがった毛糸玉を扱うような、そんなイメージがあるように思います。

 

ご自分にとってのトラウマの傷が「何がどうなって、どうご自分が感じていたのか?」という、記憶と感情を統合していく作業がトラウマ治療では必要不可欠となって来ます。その記憶と感情が統合される事によって、症状や問題となっているトラウマが的確に整理されて、問題を手放していくことができるようになるのです。

 

だけれどもトラウマというのは「認めたくない」という否認の問題があったり、過去の事に遡っていく事の記憶の問題などがあります。そんな難点がありますと、トラウマ治療が難航してしまうという事が起こってくるのですよね。

 

FAP療法では、無意識の部分にアプローチしながら、的確に問題の根底に潜んでいるトラウマに関連する記憶と感情を一つひとつ整理していくことが出来るのです。

 

「あの時、あの場面で物凄く憤りを感じていた自分・・・」っていう風に、当時の記憶とその場で感じていただろう感情を整理していく。そしてひとつの大切な過去の一コマとして整理していくのです。

 

ご自分にとっての大切な出来事の一コマとして、消化していく。そしてそれを肥やしにして、これから未来の”私”の人生のために生きていくことができるのです。

 

トラウマを越えた自由な世界を生きていかれるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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