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アダルトチルドレン

トラウマの過去を手放し自由に生きる姿

アダルトチルドレン   2024/05/18 (土)  11:32 AM

横浜はとってもいい天気であります。植物達に水をやっていますと、色々な発見があって楽しいですね。先日植えましたかぼちゃの花が咲いていました。

 

ハイビスカスのような大きな黄色の花が咲いていました。これからかぼちゃがなってくれると良いですね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。「なるほど~!」って事をその姿を拝見すると感じます。トラウマからの回復は非常に興味深いな~って事を感じますね。

 

トラウマの問題は当時の記憶と感情が整理されていないという事から、問題が発生します。

 

例えば人間関係にまつわるトラウマを抱えてしまっている場合、その当時の事が頭から離れなくて、それによって日常生活が苦しい状況に追い込まれてしまうという事があったりします。

 

そしてそのトラウマの感情が整理されていないので、そのトラウマのフレッシュな感情にも圧倒されてしまうという苦しい状況になってしまう。

 

トラウマ治療と共に、過去について客観的に物事を捉えていく事が出来る様になって来られますね。トラウマが未解決の場合、そのトラウマに関連する恐怖や罪悪感などに苛まれ、そしてそれが故にトラウマの出来事に対して歪んだ感覚で捉えてしまっている。

 

そのストーリーはご自分が弱者としての展開があったりします。トラウマによって力を奪われてしまったストーリーとしてご自分の中に捉えられてしまう。

 

トラウマの記憶と感情が的確に統合されて行くと、「事実」を客観的に見えてくるので、必要以上にご自分を責める事がなくなってくるのですよね。

 

ある意味それは、トラウマを植え付けた相手に対しても客観的に捉える事が出来るので、相手の問題や、そのトラウマが起こった事の状況を的確に把握する事ができるのですよね。そしてそれらの経験を手放して行く事が出来る。

 

トラウマの枠組みを客観的に捉える事が出来るようになるからこそ、等身大の自分の姿が捉えられ、そして必要以上にご自分を責めなくなって来られる。

 

トラウマという経験を、ご自分の中でモンスター化する事なく、一つの大切な出来事として捉え、手放して行く事が出来る。

 

そうした時、”私”にとって「力」になる事、楽しい事にフォーカスを当てながら自由な世界を生きて行く事が出来るようなるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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