複雑性PTSD 2025/03/12 (水) 4:08 PM
今日は雨がしとしとと降っています。気温も段々と暖かくなり、植物達はスクスクと成長する感じかも知れません。
先日、ロマネスコを収穫しました。20㎝の大きなロマネスコに成長しました。
「今度はどんな野菜を植えようかな?」って思った時、これからの季節じゃが芋がいい感じだと思いました。来週、じゃが芋を植え付けようと計画中です。
日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれ、力を付けてこられ新しい世界を生きていらっしゃるなと感じます。そんな姿を拝見させて頂くのが楽しみであります。
ご来室される方々の多くは、幼少期からの累積したトラウマを経て大人になって来ている方々が多くご来室されます。複雑性PTSDの症状を抱えていらっしゃる場合が多くございます。
複雑性PTSDはPTSDの3つの症状、そして3つの性格傾向がある状態を指します。PTSDに関連する症状を抱えている事もあり、幼少期に関連するトラウマに派生するフラッシュバックや回避行動の問題を抱えてしまうと同時に、性格傾向としてネガティブな自己観、感情の不安定さや対人関係の不信感などの3つの状態を抱える状態となります。
これらの問題を抱えていますと、日常生活は現在進行形の様々な幼少期のトラウマに関連するトリガーに出くわすたびに、フラッシュバックが起こる問題を抱えつつ、性格傾向として3つの要素を抱えてしまう状態となります。
「生きる」という事は、過去のトラウマの状態と現在の日常生活の2つ世界を行ったり来たりさせられる状況の中で生きざる得ない状態を強いられる事となってしまいます。
つまり「生きる」という事は、幼少期のトラウマの過去と戦いながら生きるという事が常となってしまいます。
回復と共に、幼少期のトラウマの幻想から解放されていきます。トラウマの過去は過去として、ご自分にとって大切な記憶として整理されていきます。そして日常生活が次第に凪となって「本来の”私”の人生をこれからどう生きるか?」という展開となって行くのです。
過去の呪縛を手放し、”私”らしい人生のステップを構築していくようになられるのです。
●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。
【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい
著書
『甦る魂』はこちらをご参照下さい
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