未分類 2023/11/01 (水) 11:58 AM
巷ではハロウィンの催し物が開催されていて、非常に賑やかな感じでありますね。
近頃は色々と自分自身を振り返る事などもあったりします。そんな時、トラウマ治療の世界に踏み込んだ事によって、自分の世界が変わってきたなと言う事です。
私は回復の一番最初の頃「自分の家は問題が無い」と思っていました。これは否認という状態でした。自分の抱えている問題だけが解決すればいい。家族の問題には触れるなという感じのスタンスでありました。
だけれども次第に色々な方々のお話、そして本を読むにつれて、自分自身の中にあった痛みに気がつくようになり今があります。
そして「人が本当の意味で自由になるには?」という問いを探し求めて、色々な場所や人間関係の中に入っていきました。それ自体が私にとっての回復の旅だったように思います。
2000年にはトラウマ治療のメッカであるボストンの研修に参加し、今でも自分にとって大切な場所となっています。「またボストンを訪れてみたいな」と思うと、心がウキウキする場所となりました。
そう考えてみますと、真っ黒に塗りたくられたと感じていたトラウマの世界に、実は美しいものがあったのだなという事に気がついたのでした。
相談室を通して皆様方との繋がり、その他色々な方面で関わって支えて下さる方々、臨床をみてくださる師匠との繋がりが、私にとってはトラウマの世界を通じた中で、美しい存在としてあるのだと思うのでした。
そして世界のトラウマ治療の臨床家の人達との繋がりも、また私にとって刺激となり臨床家として切磋琢磨をしていこうという気持ちにさせてくれるのでした。
回復のステップの中で色々な方々との繋がりや、「頑張ろう!」という気持ちで走っているうちに眺める景色が変わり、そして広い世界を眺められているのだなと思いました。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい。
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