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アダルトチルドレン

トラウマから解放されて自分軸で生きる

アダルトチルドレン   2021/12/12 (日)  12:20 PM

朝に野菜や花の水やりをしています。

毎日観察していると、少しずつ違うな~って変化を感じます。ジワジワと大きくなっている感じがあります。

 

野菜コーナーの方には今年はそら豆を一列に「ダ~!」っと植えました。

およそ30株ぐらいになります。先日支柱を立ててあげました。それぞれがスクスクと大きくなっている感じです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。非常に興味深いな~って思います。

 

私自身、「トラウマから回復ってどんな感じ?」って思っていた時代がありました。昔、私は回復って「動じない強い人」になるのが回復って思っていたことがありました。

 

しかし師匠から伺った回復の姿というのは、非常に興味深く感じたのでした。

師匠曰く「回復って苦しい時に苦しさを感じ、逆に楽しい時には楽しさを感じられる事」なんだと仰ったのでした。

 

「えっ!それが回復?」って思った事がありました。

でもこれって非常に大切なポイントなのですよね。

 

”私”の感じているリアルな様々な感覚を感じられるからこそ「”私”はこう思う~!」って感じで「自分軸」で動いて行く事ができるのですよね。

 

そして「”私”はこんな扱いは嫌だ~!」ってリアルに感じられるからこそ、自分が楽になるべくパワフルに行動をする事ができるのですよね。時に自分を傷つけた人に対し「不快だ~!」って感じられるからこそご自分を守られるような行動を選択していく事が出来るのです。

 

回復される方々は皆様、パワフルになっていかれるように思うのです。

非常に周囲の人が「お~」ってなる感じの、パワフルさで生きていかれる感じがあります。

 

この部分って非常に大切な部分だと思うのです。

何故ならば、一定の周囲との境界線を作って行く事が出来るから。

 

トラウマの問題を抱えていますと感覚麻痺の問題、トラウマの再演の問題を抱えてしまう場合があるかもしれません。するとご自分の大切な部分に対し、良からぬ人は土足で踏み込んでくる場合も実はあるのです。

 

それに対し「ピシッ!」って感じで境界線を作っていける。

すると”私”が楽チンな環境や人間関係が自然と作られるのですよね。

 

それまでは「他人軸」となって、周りの問題に振り回されてストレスを抱えてしまっていた。

 

回復と共に、”私”の中にある感情をクリアに感じられる事ができ「うりゃ~!」って感じで、パワフルに「自分軸」で動いていくことができるのです。

 

ストレスフリーな楽な生き方にシフトしていかれるのです。

そんなお姿に「パワフルになられて~!」って眩しいなって思うのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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