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アダルトチルドレン

トラウマから解放された本来の姿

アダルトチルドレン   2023/09/20 (水)  5:05 PM

まだまだ暑い日が続きますね~。

 

庭の方では、ちょっとずつ整理をして土を耕し、来週ぐらいにはニンニクを植え付けようと準備中であります。腐葉土と赤玉を入れて、また土を整えようと思います。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。そのステップは非常に美しいなと感じます。

 

本当の必要なモノが最後に残り、それを携えて「今」を生き、「未来」の人生を望む姿がある様に思います。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、今を生きる上で非常に重荷や足枷をかせられた形で生きる展開となってしまうのかも知れないと思います。

 

機能不全家族の中で生きる時、そこには矛盾や葛藤、そして親からの理不尽な形での虐待などが起こっている状況となります。その戦場のトラウマを生き抜く時、そこには未消化の怒りや恨みの感覚を植え付けられてしまうという事が起こって来る事はよくあります。

 

それらの未消化の感覚は、今を生きる上で相当重荷となってしまうのです。過去のトラウマの影響により、その時の怒りが今の人間関係に表出して来てしまう。

 

それによってご自分が求めている人生とは違う、苦しい展開となってしまう事は良くあります。

 

そんな過去のトラウマの重荷を一つひとつ手放して行く。「過去の事です」という風に、一つ一つ手放して行く。そうすると「今」が変わって来ます。トラウマに関連する執着が少しずつ軽くなって行きます。

 

そしてこれまで過去に心が引っ張られていたのが、今の日常生活、「ご自分がどんな風にしたら楽しいかな?」と周りにいる人間関係を慈しみ、トラウマによって封印されていた心が蘇って来るのです。

 

過去を改めて振り返った時、ご自分の周りにいた人達への感謝の気持ちとと共に、心穏やかな凪の世界が広がって行くのです。

 

トラウマから解放された姿は非常に美しいな~って思うのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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