FAP療法, アダルトチルドレン, カウンセリング, 横浜 2021/08/19 (木) 12:52 PM
当相談室にはアダルトチルドレンの問題を抱えた方々が多くご来室されています。幼少期の親からの虐待やネグレクトの問題を抱え、それゆえ学校や家族、職場などの様々な場面での生きづらさを抱えています。
彼らの回復を拝見していますと、非常に興味深いなと実感する事がよくあります。アダルトチルドレンのタイプでも示されているように、アダルトチルドレンの方々は「本来の私」ではない”私”を幼少期から生きて来られているのです。
その為、アダルトチルドレンからの回復は「生き方が変わる」と実感致します。
職場や友達関係等で、機能不全家族の中で適応的だった生き方のパターンで生きて来られている。そこから「私」が主人公とした、「私」が求めていることのために「”私”の人生」を生きていかれるのです。
トラウマを抱え、それらの症状や問題を抱え、それを抱えて生きて行く事が人生の様であります。例えばスケープゴート(生贄)の役割として生きる方は、家族の中でも、いつも「問題をいつも抱えている手のかかる子」という存在というポジションで生きさせられている場合があります。
何か少しでも問題を抱えていたら、その小さい問題をも「駄目な子」としてのレッテルを張るための一つの道具として使われてしまう。
ですので家族の中では、このスケープゴートとして存在させられている方は家族の中で一番下のポジションの中で生きている事がよくございます。そして社会においても、周りの幸せのために力を搾取されてしまうパターンを繰り返してしまう事もございます。
そこからの回復は、一つ一つその「家族の中で何が起こっているか?」「どういう立場にされているか?」という事を気づき認めて行く。そしてそのパターン化された生き方でもって、職場や人間関係でのスケープゴート的な役割を降りて行く作業が必要となります。
そのためには幼少期に抱えているトラウマを治療をして行く必要があります。トラウマの影響による「感覚麻痺」や「再演」の問題によって、スケープゴート的な役割から下りれなくなっている場合があるからです。
当相談室では、短期間に効果を感じられるFAP療法を用い、トラウマ治療をご提案させて頂いております。
幼少期のトラウマの問題から解放されると、次第に「本来の私」が求めていることが見えてくるのです。アダルトチルドレンのパターン化された生き方ではなく、「本来の私」が求めているものが見えてくるのです。そして楽な人間関係が整ってくるのです。
スケープゴート(生贄)としての存在ではなく、”私”を大切に、そして”私”が楽しく求めている事のために生きていけるようになるのです。
●カウンセリングをご希望の方はこちらをご覧下さい。
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