アダルトチルドレン 2023/09/06 (水) 3:25 PM
だいぶ朝夕が涼しくなって来た感じがありますね。公園を散歩していますと、赤トンボがいっぱい飛んでいました。「秋が近づいている?」って思うのでした。
日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ過去への執着を手放し、自由な世界を生きていかれるな~って思うのでした。
幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、過去の出来事や人間関係に執着させられ、それらのトラウマの問題、例えば人間関係や生き方のパターンなどの問題を抱えてしまうという事が起こってきます。
頭では分かっているけれど、どうしても人間関係で苦しい立場に立たされる事を繰り返してしまう等というのは、原家族の親との関係を再演している場合もあったりします。
機能不全家族の中で生きる時、そこには色々な矛盾や葛藤がいっぱいあったりします。親の弱さや問題によって様々な問題が発生しているのだけれど、その問題はカモフラージュされ、子供が親のツケを払う立場に立たされ、それによって家族全体がバランスを取っているという事があるかもしれません。
それは虐待やネグレクトという形をとって、子供の心を搾取するという事が日常で普通に起こっている場合もあるかもしれません。
そんなトラウマのストーリーを改めて眺めてみると、本来必要じゃないものを背負わされていたという現実が見えて来ます。それによってご自分がスケープゴートとして家族の中でいる事で、親にとって都合のいい関係性で生きのびていたという現実が見えてくるのです。
そんな過去のしがらみを一つひとつ手放して行くと、親の脆弱性、親の都合等によって問題が浮き彫りになると同時に、「それらを背負って行く必要がない」という事が見えてくるのです。
それと同時にひとつひとつ執着を手放し、ご自分が楽な日常を送って行く事ができるのです。ご自分を必要以上に下げる必要もない。ご自分にとって不快な人間関係や環境に身をおく必要もない。
そんな事が心から感じられて、”私”が自由なステップを歩んで行く事が出来る様になるのです。
「これからの展開が楽しみですね~!」っていう感じに思うのでした。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい。
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