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アダルトチルドレン

本来の”私”で身軽に生きる

アダルトチルドレン   2023/01/07 (土)  1:19 PM

近頃はとってもいい天気でありますね。健康のため毎日最寄り駅まで歩いていますが、リュックサックを背負って両手をふって歩くと気持ちがいい感じですね。

 

日々、様々な方々の回復のステップを拝見しています。皆さま、非常にご自分を見つめ、そして一つ一つ認め、そしてご自分が楽になって行くステップを歩まれていらっしゃるなと思います。

 

心の世界というのは目に見えない分、それは奥深い世界だなと常々感じております。目に見えないけれど、確かにそこにある「何か」というモノの不思議というものを感じたりします。

 

人の心は言葉での明らかにわかるコミュニケーションとはまた違って、「察する」とか「空気を読む」という形でコミュニケーションがあるかと思います。ハッキリとはクリアではないけれど、そこにある繋がりという感じ。

 

私自身も職業柄、共感がメインの仕事でありまして、人の感覚をシェアする事にセンシティブな感じがあるかと思います。

 

目の前に誰がいるかによって「ワクワクとしたり」「ズ~ン」ってしたりという感じで、相手の感覚をシェアする事が多いです。

 

「親ー子」という関係性もまた、この繋がりという面では深い部分があります。

 

特にトラウマの問題を抱えている場合、親からの虐待などの問題があった場合、親の破壊の感覚、親の苦しみ、不安などを背負って生きるという事が起こる場合あります。

 

だけれどもそれは目に見えないから、「自分はネガティブだ」とか「自分は怒りの問題がある」って思ってしまう。だけれどもつまびらかに整理していくと、それは「親のモノ」だったりしますね。

 

特にトラウマの問題を抱えてしまうと「トラウマの再演」という形で、「あの親のようになるまい」と強く思っていても、トラウマの再演によって怒りの問題を抱えてしまうという事はよく起こってくる事であります。

 

それを「自分の性格の問題」としてしまう場合、袋小路に入ってしまうかも知れません。

 

それを一つ一つ手放して行くと、ご自分の中で抱えている、親のパーツを手放して行く事ができるのですよね。一つ一つ手放し、身軽になって「本来の”私”」に戻って行く。

 

「本来の”私”」の姿で生きる時、目の前に広がる世界はもっと自由でのびのびとした世界だったりします。

 

そんな本来の姿を拝見させて頂くのが楽しみなのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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