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アダルトチルドレン

”私”が育つ安全基地の”家族”

アダルトチルドレン   2026/10/17 (土)  11:55 AM

今日も横浜は秋晴れな感じです。歩いていますと非常に心地良い感じであります。朝方、苗コーナーをのぞいていますと、スイトピー、ブロッコリーなどが発芽をしていました。また葉大根も発芽していました。成長が早いですね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。怒涛のトラウマを越え、豊かに広い世界を生きられる姿は非常に美しいですね。トラウマからの回復というのは、非常に興味深いな~って事を感じます。

 

トラウマの問題は記憶と感情が整理されない場合、それらの問題は身近な人間関係、特に家族関係の中で児童虐待、モラルハラスメントなどの問題として顔を出してしまうという事があるかも知れません。

 

トラウマを受けた当時の破壊的な感覚が「トラウマの再演」としてご自分にとっての身近な子供、配偶者などに出てしまう。そしてそれらの影響によって家族全体が破壊と孤独へと引っ張られてしまう事があります。

 

機能不全家族の問題は、上からの世代から影響を受けたトラウマが家族メンバー同士を傷つけ合い、そしてそれぞれメンバーの可能性や未来を破壊してしまうという事が起こってしまいます。

 

「家族」というのは本来は安全基地として、外の世界で生きていくために育み、そして力をつけていける場所であると思います。安全基地があるから、そこで自分が認められ受け入れられるから、自由に外に飛び出していける力がついてくるのかも知れません。

 

しかしトラウマを内包した家族は、家族メンバーに対し上の世代からのトラウマをトラウマの再演として出してしまう事があります。またトラウマを受けた親達は、その人生を自由に生きられなかった悔しさや怒りを、子供の力を奪う事、また親自身が力を感じられるために子供を自分の自慢の対象として道具化するという事が起こってしまいます。

 

そうした時、家族内のメンバーは力を奪われ、家族内で誰かの犠牲の元、家族が回っていくという事が起こってしまうのです。そして上からの世代間連鎖で影響を受けてきたトラウマは、また次の世代に受け渡されてしまうという事が起こってしまいます。

 

トラウマの問題から解放されていきますと、一人一人が自由の中で、互いに支え合いながら、互いの自由のために共同する、唯一無二の安全基地となり、大切な応援団となっていきます。

 

それぞれがリスペクトされる、自由な「家族」がつくられていくのです。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

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