Home > スタッフブログ新着一覧 > ”私”が主人公の人生

愛着障害

”私”が主人公の人生

愛着障害   2026/10/15 (木)  3:01 PM

先日庭の方の衣替えをしました。夏野菜を整理して、土を耕し、そしてそら豆の種を蒔きました。今年はそら豆はかなり種を用意したので、昨年よりも広く育てる予定です。

 

ルピナスの種の方が発芽をしています。丸い双葉がひょっこり出ていました。これからの成長が楽しみであります。

 

日々様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれに、力をつけてこられ”私”が主人公の人生を歩いていると感じます。

 

自由に生きる時、ご自分の感覚につながっていく事が非常に大切なのだな~って事を感じます。だからこそ、ご自分が本当の意味で納得出来る人生の選択が可能になっていくのかも知れません。

 

機能不全家族の中で育ち、その中で幼少期を経て来られますと、ご自分を主軸として生きるという事が難しくなってしまうという事が起こります。

 

原家族では親自身が親として成熟していない事が多くあり、その親が抱える問題や、そこから派生する家族の歪みを「子供が背負わされる」という事があったりするかも知れません。

 

家庭内の中で虐待は暴力が蔓延する家族であった。その問題をケアすべく、子供は幼少期から親のケアをする担い手として生きさせられるという事があります。本来ならば、子供は子供としてその成長を主軸にするところが、親や家族の葛藤を抱えている状況では、子供は「家族の葛藤を解決する為の担い手」として生きるという事が起こってしまいます。

 

家庭内では「それは当然の事」という事で、回っている事があったりします。

本来は、子供は家の外の世界に飛び出し、そして学び、力をつけて、外の世界で生きる力をつけていく。そして色々な出会いがあり、世界を広げていく存在だったりします。

 

しかし「母親をケアする役割」としている時、「本来の私の人生を生きられない」という事が起こってしまいます。ヤングケアラーの問題は、言葉を変えますと「ネグレクトのトラウマ」と同義かも知れません。

 

そうした時、大人になり社会に出て、ご自分のパートナーシップを構築していく際、ご自分の感覚を大切にした選び方が難しくなってしまうという事が起こってしまうのです。

 

問題を抱えている振り回すパートナーとの葛藤を抱えてしまう。また、その関係性を整理して楽になるという事が難しくなってしまう。

 

幼少期のトラウマの問題から解放されて行きますと、ご自分が一緒にいて楽で心地良い関係を選び取っていく力がついて来られます。本当の意味でご自分をリスペクトしながら、楽な関係を構築していく事ができるようになるのです。

 

”私”が主人公の人生を生きていくことできるようになるのです。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=9605

ページトップへ戻る