Home > スタッフブログ新着一覧 > 本来の”私”はどんな姿?

アダルトチルドレン

本来の”私”はどんな姿?

アダルトチルドレン   2026/10/01 (木)  10:47 AM

お花屋さんの方では、ビオラが出回っています。「こんな季節がやってきたのだな~!」って事を感じます。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ、本来のご自分の姿に戻って行かれていらっしゃいます。その姿は美しいな~!って事を感じます。

 

アダルトチルドレンからの回復は、ご自分の本来の姿に戻っていくというステップがあるように思います。

 

私自身、自分についてネガティブな自己観の感覚を持っていました。自分は何をやってもダメ人間。自分自身を信じるという事が難しい時代がありました。条件反射的に自分は間違っている、周りは正しいという感覚の中で生きていました。

 

トラウマ臨床では幼少期のトラウマの問題は、複雑性PTSDを抱えてしまうという事が多くのトラウマ関連の論文では言われています。

 

複雑性PTSDではPTSDの症状に加えて、DSO(Disturbances in self-organization)といって、三つの性格傾向を抱えてしまうと言われています。それらは対人関係の問題、自己肯定感の低さ、感情の不安定さ等があります。

 

低い自己肯定感は、トラウマに付随した問題という事が考えられます。ご来室される方々の多くは、少しずつこれらの三つの側面の問題から解放されて行きます。

 

「私は私です~!」っていう等身大のご自分に対する肯定感と、ご自分を大切に思い、慈しみを感じられるようになるのです。

 

そんな時、「あ~本来の自分の姿ってこんな感じなのだな~!」っていう風に、新しいご自分の姿に出会っていくという事が起こってきます。

 

人の目を気にして、その為に過剰に適応しながら自分を押し殺して生きる偽りの姿。回復と共にいい感じの、ピリ辛なストレートな本来のご自分の姿が見えてくる。

 

「自分は何をやってもダメ」って信じている偽りの姿には、物事を鋭く見据えるご自分の感覚を持った本来の姿を秘めている。

 

人に対して頼る事ができない不安を抱えた偽りの姿。人に委ね、人を育てていく才能を秘めた本来の姿がある。

 

そんな素敵な本来の”私”の姿が眠っているのです。

そんな姿に出会えるのがとっても楽しみなのでした。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=9580

ページトップへ戻る