Home > スタッフブログ新着一覧 > 本来の”私”を育んでいく

アダルトチルドレン

本来の”私”を育んでいく

アダルトチルドレン   2026/08/21 (金)  2:46 PM

庭の方ではとうもろこしが随分と大きくなりました。30㎝ぐらいの大きさで、そろそろ食べ頃かも知れません。種から作ったとうもろこし、どんな風になるか楽しみですね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。一つ一つ力をつけて来られていらっしゃいますね。

 

当相談室では幼少期からのトラウマから派生する、様々な問題についてご相談をお承りさせて頂いております。大人になってからの「生きづらさ」というのは、幼少期における機能不全家族で作られてしまう事がございます。

 

「家族」の中では、色々な不合理な事が当然の如くなってしまうという事があります。「家族」の中で当然の如く言葉や身体的な暴力がある。時に過剰な過干渉だったり、様々な虐待の問題が起こっている事があります。

 

そのような機能不全家族の環境の場合、それらが色々な理由づけで虐待が横行してしまう事があるかも知れません。その背景には親自身の抱える問題があり、その親の実は抱える低い自尊感情をキープする為に子供を貶めたり、自由に生きる力を奪ったりするということが「家族」の中で当然の如く横行してしまっている事があるかも知れません。

 

その機能不全家族の中で生活をしていますと、「自分の感じている事、考えている事は間違っている」という錯覚を起こし、自分が信じられなくなってしまうという事があるかも知れません。

 

自分が親から暴力を受けるのは、自分が親を怒らせているから。自分が何かいけない事をしたから。時に「しつけ」という形で子供を破壊するという事があるかも知れません。

 

だけれども「問題を抱えた親のしわよせを、子供が背負わされているだけ」という事があったりするかも知れません。それによってどんどんと破壊され、その子供の犠牲の上でのバランスを機能不全家族がなりたっているという事があるように思います。

 

ある意味、家族の中で「スケープゴート」の役割の子が間違っている、「ダメな子」という存在を背負ってくれているからこそ、親は外でのフラストレーションを家で怒りとして出し、その理由づけとして「この子がいけないから(スケープゴート)」というロジックの中で、子供の本来の姿を歪められてしまうという事が起こってしまうように思うのです。

 

大人になって、ご自分には選択する力がある。

そして生きる場所を選べる力がある。

そして関わる人間を選べる力があるのです。

 

ご自分にとってフェアな、大切に出来る人間関係を選んでいく時、本来の”私”の姿が少しずつ浮き彫りになり、本来の”私”の姿で生きられるようになるのです。

 

ご自分を歪める環境から身を守り、そして広い世界を生きる時、自由に生きるステップが見えてくるのです。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=9515

ページトップへ戻る